2025年2月24日(月)
毎年、近隣の遊歩道沿いに咲くカワヅザクラ。まだまだ一部のみの開花ですが、メジロたちがいち早く駆けつけて、花から花へ一秒ごとに移動しては大好物の蜜を堪能していました。

メジロ(目白)/スズメ目メジロ科メジロ属




蜜をたくさんご馳走になったら、花粉がいっぱい付いたくちばしで飛びまわり、お返しに今度はメジロたちがカワヅザクラの受粉を助ける形になります。

カワヅザクラ(河津桜)/バラ目バラ科サクラ属



風は冷たくとも、早春の気配を感じる午後のひとときでした。


道端の菜の花畑にヒヨドリの群れ。一羽がぱりっと一口だけ葉を失敬していました。

ヒヨドリ(鵯)/スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属


私も菜の花を食するのが好きなので、気持ちは分かります。
油との相性が抜群で、ごま油と塩でちょっと焦げ目がつくくらい炒めると、ご飯のお供にも最高です。
通りすがりの川で、ゆっくり歩きながら餌を探すダイサギに遭遇。
その名の通り「大きな鷺」なので、この雑記帳にもよく登場するコサギ(小鷺)より大柄です。そして、青味を帯びたくちばしのコサギと異なり、黄色いくちばしを持つ点が大きな特徴となります。

ダイサギ(大鷺)/ペリカン目サギ科アオサギ属




今月は誕生日があったこともあり、近しい人たちから贈り物をいろいろいただきました。本当に嬉しい限りです。特に素敵な品ふたつ。

華麗で食べるのがおしいような一口チョコレート

伝統文様である千鳥柄の和風メガネケース

検事の死命/柚月裕子著 を「読書紹介」に掲載いたしました。下の画像をクリックで移動します。
罪をまっとうに裁くことだけを貫く若き検事・佐方貞人の仕事を描く連作短編集。とても好きなシリーズです。
2025年2月3日(月)
真冬の午後に、日当たり良好のカワセミ。「青い宝石」の異名を誇る鮮やかな姿は、辺りの雰囲気をいきなり早春の気配で染めあげてくれました。

カワセミ(翡翠・川蝉)/ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属

英名はkingfisher(キングフッシャー)。その名の通り、狙った獲物は一撃必殺。目にもとまらぬ速さで水中から魚をさらいます。
カワセミが佇む池の周辺で自由気ままに行動するノラネコさん。ゆったりマイペースで草むらをとことこ歩いては、よっこらしょと座り込んで休憩タイム。





昨月と同じ場所にカワウ見参。すっかりお気に入りの指定席に。

カワウ(河鵜)/カツオドリ目ウ科ウ属
横向きのカワウ。目は水色、ほっぺは黄色。
ペンギン風味が強いカワウ正面図。
それにしても、池の水位は低くなるばかり。複数人で通りかかる老若男女はほぼ例外なく水面に目をとめ、その点を話題にしていました。
中でも、中学生と思しき女の子たちが「かわいそう。カモが死んじゃう」と心配を口にしているのには心があたたまりました。大丈夫ですよ。彼らはちょっとでも棲家の居心地が悪くなれば、仲間と連れ立ってただちにほかの場所へひらりと飛んで移動して行きます。近隣に川もあるし、池を擁する自然公園もたくさんあるしね。でもそんな優しさをずっと持っていてほしいと、お節介ながらおばさんは強く思うのでした。
おなじみアオサギの姿も。水中に目を凝らし、熱心に採餌に励んでいました。

アオサギ(蒼鷺)/ペリカン目サギ科アオサギ属





カワセミとアオサギ

カイツブリとアオサギ

カイツブリ(鳰)/カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属

カルガモ(軽鴨)/カモ目カモ科マガモ属

カルガモとカイツブリ

アオサギ




1月下旬に新横浜駅を通ると、構内に春節の獅子が飾られており、行き交う人々の視線を浴びていました。


春節は中国の旧暦正月で、大型連休となり盛大にお祝いをする風習があります。この2025年は1月29日が当日でした。
横浜市内には中区に日本最大の中華街があり、その関係でこのような装飾があちらこちらで見られるのです。
ちなみに、私は遠い昔の若かりし頃、横浜中華街にあるレストランで4~5年の間働いていました。当時は景気のよい時代で、観光客をはじめ人出が半端ではなく、とにかく日々目が回るような忙しさでした。今の住まいからそこまで遠くはないものの、近年は足を運ぶ機会があまりありませんが、またぶらりと寄れればと思います。

正体/染井為人著 を「読書紹介」に掲載いたしました。下の画像をクリックで移動します。
埼玉の一軒家で夫婦と幼子の三人を殺害したとして現場で逮捕され、未成年で死刑判決を受けた男の真実とは。
若冲カレンダー2025。2月は芦雁図(ろがんず)。
雁という水鳥にはまだ実際に出会ったことがありませんが、聞き知った限りでは、群れで行動するような印象を持っています。単身で、まるで地をめがけて突進している風にも映るこの雁の胸中はどんなだろう。基本的に植物食らしいので、動く食べ物に反応したわけでもなさそうです。背景に思いもよらないドラマが存在するのでしょうか。なにやら謎めいた絵にも見えてきます。
一枚一枚緻密に描き込まれた羽は、魚の鱗にも似て、さながら美しい芸術品のようです。

芦雁図/伊藤若冲
*これ以前~2000年は割愛させていただきます

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