2019年12月31日(火)
こんにちは、ウェディングドレスなみの純白ボディがチャームポイントのコサギです。
コサギ(小鷺)/ペリカン目サギ科コサギ属
白いサギ=シラサギには、三種類の名があります。「ダイサギ(大鷺)」「チュウサギ(中鷺)」「コサギ(小鷺)」です。つまり、シラサギの中でもっとも小さいのが、我々コサギということになります。
風が強くて、自慢の白い羽が乱れ気味ですがご了承ください。くちばしにもくっついちゃった。
頭部にはヘアスタイルまで出現。
さて突然ですが、清少納言の名をご存じの方は多いと思います。平安時代の女流作家で、「枕草子」という随筆が有名ですね。どこぞのR工房店主も、遠い昔に中学校の国語の授業で暗唱した「春はあけぼの」から「冬はつとめて」までの一連の文を今でもそらで言えるとちょっぴり鼻高々のようです。
しかし、それはあくまで冒頭部分であり、一冊の枕草子からすればごくごく僅かな文章量。そのあとには清少納言が様々な事柄について様々な言葉を綴っています。そして、我ら鳥類について記された「鳥 は」が第39段に存在するのです。どきどきしますね。
結論から言うと、オウムさん、ホトトギスさん、クイナさん、シギさん、ツルさん、オシドリさん、チドリさん、そのほかのみなさん、全員こぞって褒められています。「いとあはれなり(とっても情緒深い)・いとめでたし(とっても素晴らしい)
・いとをかし(とっても風流)」など、手放しの賛辞が並びます。
さあ、ついに我々サギの番。どんな表現で嬉しくさせてくれるのでしょうか。
鷺は、いとみめも見苦し。まなこゐなども、うたてよろづになつかしからねど、「ゆるぎの森にひとりは寝じ」と争ふらむ、をかし。
・・・。
サギは、見た目もひどく見苦しいそうです。
目つきなどもいやらしく、すべての点に親しみは感じないそうです。
しいて言うなら、「ぼく一人寝なんかやだもん!」と妻を求めて争うところが面白いそうです。
なぜゆえ数多の鳥の中で自分らだけこんな目に。
彼女はサギが親の仇かなにかなのでしょうか。
気の毒に思ったのか、どこぞのR工房店主が明るく撮ってくれました。
後ろ姿なら目つきも関係ないしね。
・・・もはやなんの鳥か分からないじゃん。
気を取り直して、コサギギャラリー。
アオサギ(蒼鷺)/ペリカン目サギ科アオサギ属
ソロモンの偽証/宮部みゆき著 を「読書紹介」に掲載いたしました。 700ページを超えるハードカバー三冊に分かれており、計2000ページ超の三部作(事件・決意・法廷)となっています。一人の生徒の死が発端となり、中学生たちが学校内裁判を執り行う、かねてより気になっていた大作です。
*これ以前~2000年は割愛させていただきます
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