2024年11月10日(日)
過日、小さい秋を探しに、近所の小道を歩いてその先にある公園へ。
どなたですか・・・?
ハシブトガラス(嘴太烏・嘴太鴉)/スズメ目カラス科カラス属
おなじみのカラスも、正面から見ると誰だかよく分からなくなる。新鮮です。
成果を諦めかけていた日暮れ間際によい写真が撮れたとにんまりし、引き続きこちらの被写体を追うと、すぐそばの池に入りダイナミックな水浴びがはじまりました。カラスの行水とは言いますが、念入りな様子からなかなかの綺麗好きとお見受けしました。
同じ池には、昨年の今頃と同じくキンクロハジロの群れもいました。よく見ると、一羽だけ幼鳥が!
キンクロハジロ(金黒羽白)の幼鳥/カモ目カモ科ハジロ属
体格はすでに成鳥に引けを取らないくらい立派ですが、名の由来にもなっているチャームポイント「金の目」にはまだいたっていません。
キンクロハジロ(金黒羽白)の成鳥
池を浮遊しながら目をつぶっている時間が多くて、幼さが垣間見えるようでかわいかったです。
キンクロさんのもう一つのチャームポイントと言えば、後頭部からぴょこんと伸びている冠毛。はっきり長いのはオスだけが持つ特徴です。
この日は、普段通りかかる遊歩道沿いの公園とは逆の方向にある自然公園に珍しく寄ってみました。
こぢんまりとした池のほとりに屈んで望遠レンズをキンクロさんたちに向けていると、3~4歳くらいの男の子が駆けてきて「なにしてるの?」と隣に座りました。鳥さんの写真を撮っていると説明すると、「あれもとって!これもとって!」と好奇心満開で体全身を使ってあちらこちらを指さすので、おおせの通りに撮影してカメラの画面を見せると喜んでくれました。
更に幼い妹ちゃんを連れた若いお母さんも追いついて到着した形になり、しばらく4人で辺りを散策して夕暮れ前のひと時を過ごしました。お兄ちゃんはとにかく元気はつらつで、「池のあっちに行こうよ!」と跳ねて走ってどんどん移動します。足の速さにびっくり。妹ちゃんは転んで泣いたり、すぐに立ち直って笑ったり、どんぐりをちっちゃな両手いっぱいに集めてプレゼントしてくれたり、こちらもにこにこ笑顔がかわいらしい素敵な子でした。
最近近隣に越してきたばかりというお話で、自転車でこの場所に辿り着いたとのこと。都筑区はこういった自然公園が豊富だと伝えるとお母さんも嬉しそうでした。これだけ走り回る子どもたちの安全を見守るのは相当大変そうだなと短時間でも感じましたが、活発に遊ぶ場には困らなさそうです。
別れ際、お兄ちゃんに「歩いてきたの?明日は自転車できて」と無理難題を言われつつ(まず自転車を持っていない)、ご家族の姿が見えなくなるまで大きく手を振ってバイバイしました。気分が晴れやかになる、面白い秋の日のひとこまでした。
柿の木が実をたくさんつけて重そうにしている光景を方々で見かけます。
もちろん、鳥たちが喜びます。
メジロ(目白)/スズメ目メジロ科メジロ属
エナガ(柄長)/スズメ目エナガ科エナガ属
カワセミ(翡翠・川蝉)/ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
コサギ(小鷺)/ペリカン目サギ科コサギ属
アオサギ(蒼鷺)/ペリカン目サギ科アオサギ属
カルガモ(軽鴨)/カモ目カモ科マガモ属
霜月のひまわり。
なぜだか最近になって急にFTP転送ソフトがホストサーバーに接続できなくなってしまった。毎日毎日エラーエラー。長年設定も変えていないし、特に心当たりもなくて困惑している。一旦セキュリテュイソフトを解除してみたり、いろいろ試したり調べたりしたが一向に改善されない。サーバー側で用意してくれているFTPは制限があったりで正直なところ少々使いにくい面が否めないのだが、今回初めてありがたく利用させてもらうことに。時間をかけてどうにか無事更新作業が完了して一安心。
若冲カレンダー2024。11月は「霊亀図」。
水墨画のカメさんが勇ましくもかわいらしく描かれています。
「霊亀(れいき)」とは、中国の神話に登場する霊獣らしく、確かにただならぬ気を発しているような・・・。
ちなみに、奈良時代の元号にも霊亀があったようです。大昔に学校で習った気もしないでもない。
霊亀図/伊藤若冲
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