2019年8月11日(日)
暑さで溶けそうな夏。窓全開の中扇風機一台が回る住居で乗り切る、ちょっぴり昭和的な懐かしさを伴う夏。ハッカ油の虫よけ効果を実感する夏。とにかく夏。
遅まきながら、6月の父の日のために作った贈り物を紹介させていただきます。リング式のコンパクトなフォトアルバムです。
近年、フィルムを現像した写真を目にすることは本当に減りました。私もすべての写真はデジタルカメラで撮影し、パソコンにデータを保管して必要に応じてインクジェットプリンタで印刷する形を取りますが、なんといっても周知のとおりプリンタのインクは悪魔的高値・・・! 消費にはやや保守的にならざるを得ないので、自分自身の観賞用のために写真を印刷することはほぼないのが実際のところです。
その中でも、「これは今日会う友人と見て笑いあいたい」 「家族写真を一冊にまとめたい」 「奇跡の一枚が撮れちゃったので配るためにたくさん持ち歩きたい」(?) 「入院中のあのひとに見せたい」 など、ちょっと強引ですが、手に取れる写真を大切に扱う場面は色々訪れるものだと思います。
80代の今でもひとりで颯爽と山に登る父なので、自然の写真などお気に入りを保管してもらえたらいいなと期待しながら作成しました。自らの足で到達した位置からのみ見える特別な景色がきっと少なからずあることでしょう。
なお、こちらのタイプの和風フォトアルバムを新作として6点掲載いたしました。また、お揃いのデザインで芳名帳も作成いたしました。そのほか、和風はがきホルダー11点も新作として更新いたしました。一気です。これらの準備が整うまではかなり時間がかかってしまいましたが、ようやくお披露目することができ、ひとつほっとする気持ちです。もしよろしければ、ご覧いただければ光栄に存じます。
初めてクリップボードを作ってみました。
こちらのような友禅和紙のクリップボードも、現在商品化を検討しています。台紙には2mm厚の芯ボールを用いているので、それなりにしっかりした形にはなっていると思います。ただ、基本的にすべて紙類での構成なので、強度的にいかがなものかと懸念もありつつ、実際に使っている分には個人的には今のところ特に問題は感じません。前向きに取り組みたいと思います。
カルガモ(軽鴨)/カモ目カモ科マガモ属
蜘蛛の巣は芸術作品。
木々が連なる道に一歩入れば、一斉に蝉の大絶唱に包まれる。この合唱に不参加の口ぱく蝉は界隈に一匹たりともいないと思われる。そのくらいの大音量だ。これ以上なくミンミン。限界なきミンミン。すれ違う人の姿がない瞬間は、まるでこの世に蝉と自分しか存在していない感覚にすら陥る。一体いつまで猛烈な暑さが続くのかと弱気になる酷暑真っ盛りなのに、夏の終焉が匂うと途端にどこかやるせなさを覚える。そんな気分を掻き立てる声だ。
*これ以前~2000年は割愛させていただきます
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