2020年1月8日(水)
新春のお慶びを申し上げます。新たなる一年の皆様のご多幸を、陰ながら心よりお祈りいたします。令和2年、個人的には幸先のよいはじまりとなりました。かねてより望んでいた、カワセミさんについに遭遇!
カワセミ(翡翠・川蝉)/ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
去る5日、いつもの住まい近隣の公園ではなく、ふと思い立って用事ついでに初めて寄った新横浜方面にある公園での出来事でした。ほかにも初対面の水鳥たちが多く、うきうき気分で存分に撮影して充分な満足感を得て、そろそろ立ち去ろうかと出入り口から一般歩道へと進もうとした矢先に、側の木にやってきたのでした。なんてついていたのでしょう・・・
カワセミと聞いて反射的に思い浮かぶのは、漢字の名前にも表れている「翡翠」のような鮮やかな青色です。今回会ったカワセミは、そこまでの青を感じる色合いではありませんでした。おそらく、冬羽に変化している状態かと思われます。こうなると、やはりぜひ本来の色彩を誇る暖かな季節にも出会ってみたいと欲が湧いてきます。
時間にすれば、姿を現して素早く羽ばたいて視界から消えてしまうまでほんの数分の出来事。その短い間で、
青い宝石と謳われる小鳥は知らず知らずのうちに一人の人間をたいそう喜ばせてくれました。どうもありがとう。
おなじみアオサギも、場所が変われば撮れる写真も変わるので、なんだか新鮮な気持ちで撮影。普段撮っている雰囲気より、ちょっぴりワイルド感あり。やや恐竜感もあり。やはり祖先なのか。
アオサギ(蒼鷺)/ペリカン目サギ科アオサギ属
初めてお目にかかります、オナガガモさんです。
オナガガモ(尾長鴨)の雄/カモ目カモ科カモ亜科マガモ属
その名の通り、尾がすっと優雅に長いカモです。
まるでバレリーナが舞っているかのよう。(※こちらは殿方です)
このように尾の長い独特の造形美を持っているのはオスだけで、メスはまたまったく違った容姿をしています。この場にはメスは一羽もいないようでしたので、紹介できず少々残念です。今後どこかで会えることを期待。
お次はユリカモメさんです。近くでじっくりお顔を見るのは初めてで、ほぼ初対面と言えると思います。
ユリカモメ(百合鴎)/チドリ目カモメ科カモメ属
ユリカモメの躍動!
まじまじと眺めれば、憂いをおびた別嬪さん。以前にも書いたことがありますが、こうした鳥たちを見ていると、手塚治虫氏が描く動物の漫画絵が頭に浮かんできます。
こちらも初めてお目にかかります、バンさんです。
バン(鷭)/ツル目クイナ科バン属
黒いボディに赤いくちばしがチャームポイント。
大きな声で鳴く特徴を持ち、外敵から水田を守る「番」をする鳥として、バンという命名がされたとの由来があるようです。
仲間のオオバンは、2019年4月の雑記帳にて紹介しています。白いくちばしを赤くするなど、オオバンの配色を変えるとバンになるイメージですね。
ムクドリ(椋鳥)/スズメ目ムクドリ科ムクドリ属
ハトのなる木。
カワラバト(河原鳩)/ハト目ハト科カワラバト属
風が吹くたびに、すすきの穂が一斉に舞い散り人間にも降り注ぐ環境でした。家族連れの姿が多く見られた園内でしたが、「わー、雪みたい!」とはしゃいで駆け出すかわいらしい幼い女の子、「わっ!虫か!?」ととっさに手で払う仕草をする少年を連れたお父さん、意に介さず穂まみれになりながら鳥たちを追いかけるどこぞのR工房店主、反応は様々で実に面白いです。
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