2019年4月21日(日)
前回の雑記帳では活発に行動するアオサギの幼鳥をご紹介しましたが、今回は成鳥が池に単身でじっと静かに佇んでいる姿に出くわしました。桜の花びらが浮かぶ水面と相まって、絵になる美しさ。
アオサギ(蒼鷺)の成鳥/ペリカン目サギ科アオサギ属
アオサギ分身の術
別角度で別の鳥っぽくなるアオサギ
ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)/カメ目ヌマガメ科アカミミガメ属
まだもう少し春だね。
4月半ば過ぎの現在、至る場所で桜の花はほぼ吹雪となって枝から去りましたが、たまに遅れて満開を迎える木も見かけます。ただ、こちらの桜は、少し前に撮ったものになります。
風が透明なほうきとなって、地面に散りばめられた花びらを日に日に消してゆきます。そうして気づけば、春が新緑の初夏に塗り替えられている。
巡る季節。
そう、そろそろ住まいの虫対策が必要な季節・・・
デジタルの時代、私も常日頃から「文字を書く機会が減ったなあ」と感じています。漢字も、読めてもなんだか書けなくなってくるわけです。ここは危機感。本当に危機感。
さておき、この時代だからこそ、時には手書きのお便りをしたためてみるのも素敵なことかも知れません。受け取る側はきっと嬉しい気持ちになってくれるはず。季節や相手に似合う切手を選んで封筒に貼ったりするのも楽しい作業です。片付け好きな私も、どんなに昔にもらったメモのような類のものでさえ、手書きの手紙類だけは捨てることができません。
折に触れ、自作カードやはがきを出すようにしています。カードは一枚型で友禅和紙の立体的な枠を設け、用途によって漢字一文字を大きく記すのがマイブーム。「転=転居のお知らせ」「祝=誕生日などのお祝いごと」「謝=感謝やお詫び」など。
やはり相手の喜ぶ顔をささやかに期待しながら封をし、郵便局に差し出しにゆくのです。
2019年4月4日(木)
春のやわらかな日差しには、猫がよく似合う。
外出の際、住まいの玄関を出て5メートル歩くとこのような光景が。
日なたでくつろぎポーズ。ぽかぽかです。しっぽの位置もたまりません。
しかしながら、あなたさまのいらっしゃる場所は工事現場前にございます。
「横のロープを引っ張りそう」など、少々危険な香りもいたします。
くれぐれもお気を付けくださいますよう・・・
アップにもたえられます。表情がなんとも魅力的な猫でした。
かの高名な音楽家、モーツァルトも愛したムクドリ。ちなみに、私は彼のピアノ作品「きらきら星変奏曲」が好きです。
ムクドリ(椋鳥)/スズメ目ムクドリ科ムクドリ属
初めてお目にかかります、コガモの雄です。新横浜の方を流れる川で遭遇しました。残念ながら距離がありすぎて、得意の(?)接近戦には持ち込めませんでした。
コガモ(小鴨)のオス/カモ目カモ科マガモ属
ファンキーなオスと落ち着きある色合いのメス
先に陸に上がっていたオスが、優しくレディ・コガモを迎えます。
「ただいま」「おかえり」が聞こえてくるような場面でした。
同じ川で黒い軍団を発見!
水鳥ではおなじみのカモ類ではなく、ツル目クイナ科のオオバンの群れです。
オオバン(大鷭)/ツル目クイナ科オオバン属
オオバンは、かつて札幌在住時に東区のモエレ沼にて一度目撃したことがありました。当時は豊平区の住居から片道13kmの道のりを徒歩で往復したものでした。
その時はカモ類たちの群れに一羽だけ混ざっている状態でしたが、今回は二つのグループで総勢100羽はいるのではないかという大所帯でびっくり。しかも常に統率がとれており、集団行動に秩序が感じられました。
黒いボディに赤いお目目、白いくちばしがチャームポイント。
なにやら草野球後の解散みたいになっている気がしないでもない。
こうして決して甘い環境ではない野生に生きる鳥や動物を見ていると、彼らも普通に日常生活を楽しんでいるのだなと感じられ、妙に安心するような、喜ばしい気持ちが訪れます。
住まい近所のいつもの公園にて。おなじみアオサギですが、こちらは幼鳥になります。子どもながらにしてこの迫力。
アオサギ(蒼鷺)の幼鳥/ペリカン目サギ科アオサギ属
先月撮影した成鳥のアオサギ(左)と並べてみると、ちょっぴりもさっとしたコドモアオサギに比べ、オトナアオサギはぐっと洗練された容姿になっていることが分かります。くちばしの色の違いも明確です。
アオサギの成鳥と幼鳥
小雨まじりの天候の影響か、この日は園内の池ではなく、木々生い茂る自然歩道に沿った小川をとことこと歩いていました。望遠レンズなし。こんなにも間近で撮影できるとはなんたる幸運。
通りすがりの皆さんの視線も必ずこのコドモアオサギに向けられ、人間が行き交う道の目と鼻の先で恐竜風味のある大きな鳥が普通に歩いていることへの驚きを口々に表していました。
何人もの年長のご婦人と「この鳥はなんていう鳥ですか?」「アオサギです、いつもは池の方にいるのですが」などのやり取りをし、色々質問もされました。「自然っていいわね」の感想も複数の方から発せられました。まったくもって同感です。
アオサギについて説明しながら写真を撮る私は、もはやこのコドモアオサギの付き人状態。面白いひと時を過ごしたのでした。
コドモアオサギは食欲旺盛、ひたすらに獲物を探し回ります。仕留める際は一瞬、そして的確。もはやスナイパーです。草むらからは、おそらく昆虫を捕食しているかと思われます。
水中からカエルを捕獲しました。そのまま丸のみにし、その後しばらく喉に違和感があるような仕草が続きました。少し大きかったのかも知れません。
生きることは食べること。そして、食べられないこと。野生動物を追いかけていると改めて強く実感する事実です。
花 時々 猫。
カルガモ(軽鴨)/カモ目カモ科マガモ属
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