2025年7月8日(火)
光の加減で伝統文様の花七宝がうっすら現れるお気に入りの傘を濡らす日も、わずか数えるほど。空梅雨どころかもう長らく毎日が猛暑本番です。先月あちらこちらで美しく開いた紫陽花の花々も、今ではいたるところで水分不足の様子を見せくたびれ始めています。
それでも、枯れゆく姿もアンティークの置物のような趣を感じさせるのが紫陽花。春を象徴する桜は満開になれば一気に散り去ってゆきますが、また違う種類の潔さが見える思いです。

撮影したのは少し前のことになりますが、前回の雑記であどけなかったカルガモの赤ちゃんたちは、著しい成長を見せていました。母鳥もようやくカラスなど外敵への警戒を緩められているのか、心なしか開放的な雰囲気が漂うように思えました。

カルガモ(軽鴨)/カモ目カモ科マガモ属

我が子たちを見守るカルガモのお母さん

すくすく成長中の仲良しカルガモきょうだい

毛づくろいに余念がないカルガモの子
薄闇の中、車が一台通れるくらいの幅の小道を歩いていると、ど真ん中に三毛猫鎮座。見知らぬ人間が近寄ってきたのにまったく動く気配なし。なんとなく気にかかり足を止めしばし様子を窺っていると、正面から一台の乗用車がやってきてライトを照らすが、なぜかやっぱり微動だにせず置物と化したまま。さすがに手を叩いたりして脇に追いやるように行動すると、ぱっと立ち上がって移動してくれたので、体の具合的に身動きが取れないわけではないようだ。あの車との真っ向にらみ合いでひらりと身を躱さなかったのが未だに謎でしかたない。老婆心ながら、なるべく安全に暮らしてほしいものだ。
ある日の午後、住まいを出てしばらく歩くと、存在感あふれる雲がそこにありました。
たかが雲、されど雲で、思わずパチリと撮りたくなる姿にもちょくちょくお目にかかります。
巨大で、すぐ眼前で地をめがけている風にも見えたのですが、写真にするともう一つ迫力が伝わらないのがやや残念なところです。
椿ノ恋文/小川糸著 を「読書紹介」に掲載いたしました。画像をクリックで移動します。
「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」に続く、鎌倉でツバキ文具店を営むかたわら代書屋稼業にも精を出す鳩子さんの物語。
図書館に申し込んで約一年。予約者600人の読書が終わるのを待つ形でした。
「“ツバキ文具店”という本を読みたいと思っているのだけど、あなたは読んだ?」と実家の母に尋ねられたのがきっかけで読破したシリーズ。自力ではまず辿り着かないタイプの作品でしたので、母には大いに感謝です。
若冲カレンダー2025。7月は百合図。
百合といえば、花びらが張りよく開き、中央のめしべやおしべが見える角度を想像すると思うのですが、必ずしも正面を向かない少しくたびれた花々の姿が現実に忠実に描かれていて、愁いを帯びた儚い美を感じさせます。
よくよく目を凝らすと、蜂やカタツムリや蜘蛛も思い思いに共に過ごしており、生き物たちが魅惑的な香りに引き寄せられている様子も窺えます。
百合図/伊藤若冲
*これ以前~2000年は割愛させていただきます
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