2025年12月20日(土)
先月下旬に、市川に住む姉夫婦のお宅にお邪魔しました。
都内在住の従妹夫婦と共に招かれ、横浜の片隅から参加。義兄手作りの見事なごちそうフルコースがふるまわれました。義兄は料理人を生業としているわけではありませんが、かねてより姉も「我が家のシェフ」と称するほど本格派で、見た目もお味もそれはもうすべてが感動するほど素晴らしく、どこの高級レストランにやってきたのだっけ?と錯覚し通し。

高層マンションなので、夕焼け空も広々と美しく眺められ、日が暮れてからはビル群の夜景や思いがけずどこかで打ちあがった花火も鮮やかに見えました。
従妹夫婦とは、顔を合わせる機会は長らく法事ばかりだったので、二人の明るく若々しく快活な様子に元気をもらいつつ、すこぶる楽しい時間を過ごすことができたのでした。
毎年この時季になると、妹が贈り物を届けてくれます。この雑記帳で毎月紹介している若冲のカレンダーも必ず含まれているばかりか、クリスマスのお菓子やあたたかな部屋着などいつも多岐にわたります。今回はとても素敵なショールで、あまりに好みすぎて包みを開けたときに思わず声が出たほどです。よいものはどうしても使うのがもったいなくて温存しがちな質なのですが、その考えの方がもったいない。ぜひこの冬は外出のお供に連れ回したいと思います。

ババヤガの夜/王谷晶著 を「読書紹介」に掲載いたしました。画像をクリックで移動します。
初めて知る作家さんでしたが、英国で「ダガー賞」という権威あるミステリー文学賞に輝いたとの報道を見て、海外でそこまで評価されるのはどんな作品なのだろうと純粋な好奇心が湧き読んでみたいと思いました。
2025年12月3日(水)
晩秋に色づく紅葉。



最近でも横浜の日中は20℃を超える日が目立ち、冬の訪れを覚悟するような陽気ではありません。
道すがら細々と撮りためた秋らしい自然風景写真と、ときどきネコ、のちキンクロハジロなど。






公園の片隅で風に揺れるどんぐり人形。





一心不乱に甘美な蜜を堪能するモンシロチョウ。あまりにおいしそうに吸う姿のせいか、我もとばかりに小さな昆虫も同じ花に途中参加してきた様子がおもしろく、微笑ましく映りました。

細い歩道の真ん中で、空中に浮き絶賛作業中の蜘蛛。案外お目にかかれないものです。
小さな体でがんばり屋。糸を織りなす姿にはちょっと感動を覚えました。
いつかのジャポニカ学習帳の表紙騒動(昆虫写真が不評)がふと頭をよぎりつつ、たまたま淡い雰囲気で撮れたので載せてみる。





川沿いの小道を歩いているとき、上流から高速で飛んできて眼前の細い蔓にとまったモズ。直ぐにはるか彼方へ去ってゆきました。つくづく、こういうのは本当に運だなあと実感します。

モズ(百舌鳥)/スズメ目モズ科モズ属




12月になると、やはり水鳥キンクロハジロの出番という時期な気がします。小さな池に20羽ほどの姿がありました。

キンクロハジロ(金黒羽白)/カモ目カモ科ハジロ属
一羽だけ、どうも器用に体を捻りつつばたばたしているオスがいるなと思いきや、見れば足に水草かなにかが絡まっており、それを取りたいとがんばっている模様。


確かにこれは気になります。くちばしでうまくほどけるとよいのですが。



オスの後頭部には、チャームポイントのひとつであるぴょこんと長く飛び出た冠毛。

水中にもぐり、水生植物などを食します。

黄金色の目、黒のボディに白い羽。「金黒羽白」の名の由来が一目瞭然です。
この日は休日でぽかぽか陽気。周囲に人出も多く、池のキンクロハジロ軍団に目をとめての会話「きれいな鳥だねえ~」などと聞こえてくるたび、「えへへ、そうでしょ」となぜかキンクロ立場で鼻高々気分。

「キンクロ寝」とでも名付けたい、水面で休むときのおなじみポーズ。



踊りつかれて/塩田武士著 を「読書紹介」に掲載いたしました。画像をクリックで移動します。
以前に読んだ「罪の声」の著者の新作です。図書館に予約を入れて半年で順番が回ってきました。
現代の大きな社会問題といえる、インターネットによるSNSを中心とした著名人誹謗中傷に警鐘を鳴らす社会派小説。
一人の男性お笑い芸人の不倫と、稀代の歌姫である女性歌手の暴言事件。片や自殺、片や表舞台から抹殺、という形で才能豊かで努力も惜しまない二人の芸能人が散ってしまう。これでもかと悪しざまに罵り、自分の鬱憤を晴らすための道具に彼らを使った、匿名の「代表者」83名の個人情報を暴き晒したのは、芸人・歌手両者ともと濃いかかわりを持つ元音楽プロデューサーだった。
若冲カレンダー2025。12月は雪中錦鶏図。艶やかできめ細かく、ひたすらに美しい一枚。
もっと華やかな作品も多く見られますが、どんなに絢爛な印象でも常に香り立つ品のよさが際立ちます。
昔々、この涼風工房をはじめた頃、まだネットショップ自体が世には少なく、勉強のためよそ様のお店も積極的に覗いてみたものでした。
たまたま行き着いた和紙製品販売店。トップページのシンプルなレース和紙画像も繊細でとても素敵で、こういう淡い色彩の和紙もいいなあと眺めていたところ、添えられていた案内文に仰天しました。「友禅和紙のようにただ派手で下品な和紙とは違う」という内容が長々と綴られていたのです。
いろいろ「??」となりました。まず、なぜ種類の異なる和紙を持ち出して貶す必要があるのか。そして、この文章がこのお店とせっかくの素晴らしい和紙商品の品格を落としてしまっていないか。若く20代だった自分は、その友禅和紙に魅力を感じ素材として扱う者として、もちろん率直に少々憤りも覚えました。
図案が華やかで色遣いが豊かでも、それが品がないということには繋がらない。実在する数々の友禅和紙はもちろん、江戸の天才絵師・伊藤若冲が過去から証明し続けている気がするのです。
雪中錦鶏図(動植綵絵)/伊藤若冲
*これ以前~2000年は割愛させていただきます
特定商取引に基づく表記 | お買い物のしかた | サイトマップ
Copyright (C) 2000- Ryoufuukoubou. All rights reserved.




