2026年7月14日(火)
蒸し暑い夕方は、涼しい場所で転寝に限ります。



ごく近所の道端で出会った初対面の猫でしたが、その佇まいにすっかり魅了されてしまいました。案外ぽちゃぽちゃボディなのもポイント高し。


あまりによい寝姿でありました。


かわいらしい、ハゼラン(爆蘭)という植物。なにやら少々物騒なお名前。午後3時頃に小さなピンク色の花を咲かせることから「三時草(さんじそう)」という別名を持ち、丸い実は熟すと弾けて種が飛び散る性質があるそうです。

ハゼラン(爆蘭)

自然まみれの遊歩道では、少年たちが半袖半ズボン姿で虫網をふるい、さながら夏休みの前借といった風情で空中を追っていました。逃れるように、池の上に伸びた草木にとまるショウジョウトンボ。頭から腹(しっぽ)の先まで赤一色の体色が曇り空の下で映え、はっと目を引きます。 羽は繊細なガラス細工と見紛う美しさです。自分が彼らを夢中にさせていることに気づいているでしょうか。

ショウジョウトンボのオス


初めてツバメを撮ることができた、運のいい日。

ツバメ(燕)/スズメ目ツバメ科ツバメ属
近頃は住まいからすぐの川伝いの小道を歩くたびに、どうやらツバメらしい黒い影が連れ立って高速でびゅんびゅん飛び回る様子が目に入り、気になってはいました。やっと一瞬だけ立ち止まってくれ、そろりそろり慎重に近寄った次第です。夏ならではのスレンダーボディ。

同じ川沿いの木陰で休むヒヨドリ。羽がもふもふして、とてもかわいいけれど、本人はちょっと暑そう。

ヒヨドリ(鵯)/スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属
タチアオイ。道端で撮影したのは7月12日、先頭の花が生き生きと咲く誇っていました。長い茎の下から順番に蕾が開いてゆき、一番上の花が咲く頃に梅雨が明けると言われています。


タチアオイ(立葵)

先月6月下旬、実家の父と妹や隣の市在住の姉夫婦と集まり、一周忌だった母のお墓参りに流山市の霊園へ。
その後は姉がおいしい鰻をごちそうしてくれ、義兄の案内で流山散策がはじまり有意義に歩きました。偶然通りかかった蔵が新撰組ゆかりの建物で、年長のご婦人の呼び込みに誘われて中に潜り込み、法被を着てわいわい写真を撮ったりと完全に修学旅行生と化すまあまあ高齢一家。そのほか、一茶記念館など思いがけない歴史探訪もありつつ、夏の気配と静謐さを味わいました。


中でも万華鏡ギャラリー&ミュージアムが素晴らしく、万華鏡作家さんによる想像をはるかに超えた美しく精緻な作品の数々を堪能しました。ほとんどの万華鏡を覗いて見ることができ、中には巨大な実験装置さながらの箱型万華鏡もあり、面白く独特な魅惑の世界にしばし没入。期せずして、総じて母が好むであろう過ごし方をした皆の休日となったのでした。

父が娘3人に記念のお土産を持たせてくれました。覗き口は実に4㎜程度。しかしこの大きさで、しっかり万華鏡なのです。

なんとか模様を写せないものかと、試行錯誤してみました。わずか数ミリの入り口から広がる無限の世界です。

近隣の歩道にさみしそうに落ちていた、手のひらサイズのくまちゃん。この梅雨の時期を越えてきたのか、少々泥まみれに。無事に持ち主のもとに戻れるといいのですが。
倉敷みやげにもらった、畳縁(たたみべり)のペンケース。とても粋で素敵です。個人的に畳の部屋が好きなので、昔住んでいた古い木造賃貸物件の室内を思い出したり。
若冲カレンダー2026。
7月は蓮池遊漁図。
あでやかに蓮が咲く池をゆく魚たち。構図的に、空中を泳いでいるようにも見えて面白い作品です。
池の中というのは本当に雑多で豊かで、ぱりっと美しく存在感を放つ花もあれば、すぐ隣では葉が褪せていたり破れたりしている光景が見られます。海ほどではなくとも、充分にひとつの宇宙といった風情です。
蓮池遊漁図/伊藤若冲
*これ以前~2000年は割愛させていただきます



