2025年5月5日(月)
よちよちヒナをおんぶして泳ぐカイツブリの親鳥。いつもの池で子育て真っ盛りです。

カイツブリ(鳰)/カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属

ヒナはみんなで4きょうだい。誰かが親カイツブリを独占していると、我も我もと背中に乗ろうと寄ってくる、愛くるしい甘えん坊たちです。





カイツブリは成鳥でも全長26㎝ほどで、実際に目にすると本当に小柄です。更に小さな小さな赤ちゃん軍団。かわいらしい一家が元気よく池で生活を営んでいます。
父親が家族形成や子育てに一切関わらないカモ類と異なり、カイツブリは夫婦一丸で幼い我が子たちの世話をします。


瓜二つのカイツブリ夫妻






一通り池の中央で泳いだり、水中生物を捕獲して口移しで食べさせたりした後は、一旦棲家に戻り子どもたちをおろしてから改めて夫婦で出かけて採餌したりします。
巣は水辺の高く生い茂った草むらの中に作られているようで、窺うことはできません。ただ、そこからヒナたちが大きな声で鳴く音が辺りによく響いて、親鳥の帰りを心待ちにしている姿を想像させます。

ヒナを背に乗せて帰巣するカイツブリ
住まいから徒歩10分の遊歩道沿いにある池。そんなに規模は大きくありませんが、春から夏の繁殖期には様々な水鳥たちでにぎわいます。
カイツブリは同じ池で暮らすカルガモなどと違い警戒心が強く、基本的に遠く奥まった位置で行動しますので、写真を撮るのはなかなか困難です。巣の場所や大体の行動パターンを把握して、今年は初めて親鳥の背中にちょこんとおんぶされるヒナの姿をとらえることができました。数年来の念願だったのでとてもうれしい。
ちなみに、その様子を見られるのは誕生後ごく短い期間で、今回の撮影翌日に再度通りかかると、ちびっ子たちはもう全員が自力で泳ぎ親御さんには頼らない状態に成長を遂げていました。どうやらぎりぎりで間に合った形のようです。








バン(鷭)/ツル目クイナ科バン属
先月からこの池に棲みだした水鳥、バン。変わらず単身者のようではありましたが、どうやら巣作りを開始したもよう。つまり、近い将来の伴侶とお子さんの存在を想定して動いている!?勝手に期待が高まります。また頃合いを見て確認しに寄らなくては。




カワウ(河鵜)/カツオドリ目ウ科ウ属



ハシブトガラス(嘴太鴉)/スズメ目スズメ科カラス属

先月に続き、方々でお迎え待ちの方多し。



2月に個人的に作って贈った淡い花尽くしのお見舞いカードです。入院中に少しでも明るさを差し入れることができればと心がけました。


若冲カレンダー2025。5月は牡丹図。
艶やかさを競うように、華麗に咲き誇る牡丹の花々。赤も白も2色混合も、美しさを引き立て合い、みんなが必要不可欠なバランスに思えます。明るさやあたたかみより、個々の花の覚悟を決めたような凄絶な美の雰囲気を感じる気がします。
左上には、瑠璃色頭の小鳥が羽休めのお花見物にやってきています。とてつもなく大輪の花に映ることでしょう。


牡丹図(牡丹百合図の右幅)/伊藤若冲
*これ以前~2000年は割愛させていただきます

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