3月4日(月)
青空に威風堂々。
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シジュウカラ(四十雀)/スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
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花の蜜には目がありません。梅から梅へと僅か一秒毎に移動するメジロの一瞬。
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メジロ(目白)/スズメ目メジロ科メジロ属
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川沿いの歩道にて、ようやく近距離での撮影に成功!
常に鳴き声に耳を済ませ、植物が少しでも「がさっ」と音を立てたらすぐさま注視することが肝要です。
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メジロ(目白)/スズメ目メジロ科メジロ属
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お気に入りの一枚。
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メジロ &
シジュウカラ
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運よく一目だけ会えたエナガ。かわいらしい、もふもふの小鳥です。
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エナガ(柄長)スズメ目エナガ科エナガ属
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ヒヨドリも早春の光に包まれて気持ちよさそう。
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ヒヨドリ(鵯)スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属
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「まだ結構風冷たいよね〜」 「だよね〜」 川からの強風に身を寄せ合うムクドリ。
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ムクドリ(椋鳥)/スズメ目ムクドリ科ムクドリ属
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ジョウビタキのメスを先月の日記で紹介したのですが、ある曇りの日にオスにもちょこっとお目にかかれました。
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ジョウビタキ(尉鶲)/スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属
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曇天の日の夕刻、川を挟んで遥か向こうの護岸に久々のダンディ(勝手に命名)。
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猫のダンディ
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リバー/奥田英朗著
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■リバー/奥田英朗著
2023年2月に図書館に予約を入れ、2024年2月に順番が回ってきました。
十年の歳月を経て再び渡良瀬川河川敷で立て続けに起きた殺人事件の犯人
と真相を追う、骨太で読み応え抜群の警察小説です。
若い女性のみを対象にした点や、犯行の手口が酷似していることから、
同一犯による連続殺人が疑われます。群馬県と栃木県それぞれの管轄で
発生した事件のため、やがて合同捜査の形になり、様々な立場の警察官
たちによる地道で堅実な捜査活動の模様が緻密に描かれてゆきます。
過去の事件で娘を失った写真館の父親は、十年に渡り現場で不審人物を
張り姿を撮影し続けています。退職した元刑事は、当時逮捕したものの
起訴できなかった覚醒剤中毒の容疑者を取り逃がした悔いを未だに重く
引きずっています。二人は各々のやり方で、取り戻せない長年の無念を
新たな事件に注ぎ込みます。やるせなく、悲痛な覚悟で。
初めて容疑者として浮かぶ期間工や解離性同一性障害を持つ青年、彼らと
近しい関係の人々、犯罪心理学者に新米の新聞記者。立ち位置や思惑は
違い、時に反目が生じる側面すらあれど、多くの人間が絡み合う中で
追う者たちが求めるのはただひとつ、犯人を捕らえること。その執念は
結実します。
動機も含め、黙秘を貫く犯人の全貌がきっちり明かとなる展開ではありま
せん。きっと現実での殺人事件も、逮捕・起訴・有罪の道を時間をかけて
辿ったとしても、決して全てが解明されるものではないのだろうと、
非常に生々しく、真実味を帯びて感じられました。
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若冲カレンダー2024。
3月は「桃花小禽図」。
可憐に咲き誇る桃の花の中で、小鳥たちが美しさに華を添えながら
楽しんでいます。
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桃花小禽図/伊藤若冲
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