涼風工房

冬の木の枝にとまる横向きのカワセミ



店主が横浜在住の2018年以降に撮影しました。
「青い宝石」とも称されるほどの艶やかな青色の羽が特徴的です。遭遇したのは冬場だったせいか、実際に目にした色はそこまで峻烈な青ではありませんでした。ただ、かねてより撮影を熱望していた相手でしたので、目の前に現れた時には感激もひとしおでした。再会を期待します。



カワセミ(翡翠・川蝉)
Alcedo atthis
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属


くちばしの下が赤いメスのカワセミ

思ったより小柄で、その分くちばしの立派さが際立っていました。
このように下のくちばしが赤色なのはメスのようです。


冬木の枝にとまるメスのカワセミ

羽毛の色は、光の角度によって見え方がかなり変わります。


冬羽のカワセミの背中

時間にすれば、ものの数分の出会いでした。


木の枝に止まる横向きのカワセミ

その後、別の年に見かけたカワセミは色合いが違っていました。同じく冬場だったので、少々不思議にも思えました。


横向きのカワセミ

真冬の日中にカワセミ。「青い宝石」の異名を誇る鮮やかな姿は、辺りをいきなり早春の気配で染めあげてくれます。


青い宝石カワセミ

それにしても、やはりくちばしの凛々しさと貫禄がすごい。


川辺の木にとまるカワセミ

水中に目を光らせ、食事の機会を狙います。


水辺で振り向くカワセミ

英名はkingfisher(キングフッシャー)。
その名の通り、狙った獲物は一撃必殺。目にもとまらぬ速さで水中から魚をさらいます。体長わずか17㎝、小さな体躯の孤高のスナイパーです。




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