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7月8日(日)


先月6月の日記 で紹介した、近所にある公園の池で生活中のカルガモの赤ちゃんが、この2〜3週間程でかなり
大きくなっていました。
鳥の成長は驚くほどに早い!


カルガモ 幼鳥 画像
カルガモ(軽鴨)の子ども/カモ目カモ科マガモ属


残念なことに、2羽だった子らは1羽のみに。おそらくはカラスに狙われた結果だと思われます。


カルガモ 幼鳥 画像
すっかり大人びた顔になったカルガモ(軽鴨)の子ども/カモ目カモ科マガモ属


カルガモ 幼鳥
でもやっぱりあどけなさも残るカルガモ(軽鴨)の子ども/カモ目カモ科マガモ属


それでも、お母さんと並ぶとやはりまだまだ成長途中の子どもですね。


カルガモ 親子 画像
カルガモ(軽鴨)の母子/カモ目カモ科マガモ属



元々はもっと大勢で誕生したであろうカルガモの子どもたち。カラスなどの外敵と闘いながら生き残った強く運のあるこの子
は、このまま元気に大人への階段を駆け上がれ!



* * *


さて、同じ池で単身優雅に暮らすのはカイツブリさん。 5月の日記 6月の日記 で紹介した、なかなかにマイペースな
印象の方です。


カイツブリ 画像
カイツブリ(鳰)/カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


いつしか独身生活に終わりを告げておられました。


カイツブリ つがい 画像


一体どのようにして同じ種族の異性がこの池にいることを知るのだろうとやや疑問にも感じましたが、カイツブリは周囲に
響き渡るかなり特徴のある大きな声で鳴くので、それを聞きつけて察知するのでしょうか。


カイツブリ 鳴き声


正直なところ、オスとメスの区別はまったくつきません・・・


カイツブリ 営巣 画像


雌雄は分かりませんが、彼らがつがいであることは、協力して巣作りに勤しんでいることからはっきりと伺えます。
水生植物の葉や茎をくわえて運んでは、住まいを形成してゆきます。


カイツブリ 巣作り 画像


カイツブリ カップル 画像


カイツブリ 池 カイツブリ つがい

カイツブリ つがい カイツブリ 営巣


カイツブリ 水生植物


共同で巣を作るということは、子どもが誕生する予定があるということ。巣の位置が池の中央で、撮影可能な場所からは
かなりの距離があり細部までは到底見ることができないのですが、もしかしたらもう既に卵が・・・?


カイツブリ 巣作り


これまで私が水鳥で頻繁に観察してきたのはマガモやオシドリなどのカモ類で、彼らの特徴として、子育てにはオスは一切
かかわらないという明確な事実がありました。しかし、カイツブリの場合はまた違い、巣作りから産後の抱卵・子育ても、
すべてを父母共同で行うそうです。

もしカイツブリの赤ちゃんや育児の様子を目撃することができたら嬉しい。これからもこの池から目が離せません。


カイツブリ 画像


カイツブリ 画像


カイツブリ 水鏡


カイツブリ 池


カイツブリ 画像


カイツブリ 画像


カイツブリ 写真


カイツブリ 写真


カイツブリ画像


* * *


カイツブリ つがい



6月中に関東で梅雨が明けるという、観測史上初の珍事あり。本当にびっくりした。

今年、札幌から7年半ぶりに戻ってきた横浜で、早くも連日の蒸し暑さにへろへろ。

今季は長い夏になりそうである・・・



 



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