2000年の開店当初から、なんだかんだ言いつつ日々ぶつぶつと綴り続けてきた
   戯言日記。こちらには、2006年7月の過去日記を掲載しています。






> 日記・雑記帖 > 過去日記 > 2006年7月

 



 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 



 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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2006年7月(文月)


      31日(月)

      郵便局の帰りに久し振りに瀬戸子に会えた。近頃は全然いつもの場所に姿が見えなかった
      から若干心配していたのだが、対面するとやはり一見してかなり弱っている。まったく元気がない。
      ちょっと目が据わっているし、反応も鈍い。体も少しほっそりしてしまったのではないか。

      左目の上辺りに白いのが付いているから取ろうと思い、そっと手を伸ばして見る。
      やっぱりかわされた。
      まあ、そんなことはどうでもいい。問題なのは、かわし方に普段のキレがないことの方だ。

      こんな時に激写してごめんよ。
      今度会う時は、今日よりパワフルになっていておくれよ。

      7月31日、瀬戸子締め。

      
      

      30日(日)

      梅雨明けの日。日中はそれにふさわしくも余りある猛烈な蒸し暑さ。今にも溶けてアメーバ
      みたいにびろーんとなりそう。
      いや、こちとら頭は元から単細胞ときた。こりゃあどうにも仕事もはかどらねぇ。

      それでもどうにか形状的にアメーバみたいになるのを防ぎ、日が落ちた浅い夜にスーパー
      マーケットまで自転車を走らせる。身に受ける風と空気は素っ頓狂なほど冷たくてびっくり。
      何だこの落差。
      助かるけど、まるでもう秋口の風情じゃないか。
      今年こそゆきたいと思っていた川崎大師の風鈴市、気が付けばもう終わっているじゃないか。

      29日(土)

      いつになく早めの夕食を最寄り駅近くにある豆腐料理のお店でいただく。
      まだ外の景色も明るい17時。もしかしたらこれは私にとっては昼ごはんか。

      よく通り掛かる道なので、面白そうなお店だなとかねてより思いながら見ていたのだが、入って
      みると店内の雰囲気が落ち着く感じでとってもいいし、メニューも豊富で全ておいしい。
      豆腐のお好み焼きや、湯葉を使った巻物、麻婆豆腐など、豆腐オンパレードなのにまったく
      飽きさせないお料理の数々。特に柚子がきいた田楽がめちゃめちゃお気に入りになった。

      人気が高いお店の様子、土曜でもあるし、予約席の札もちらほら店内はあっという間に賑わう。
      飛び入りの私達の席だけ早くも19時でラストオーダーに。それでも2時間近くずっと豆腐を
      食べていたのだからかなりの大豆栄養摂取だ。一体何丁分食べたのだろう。

      最近結構カシスオレンジが好きで、外食すると大抵一杯飲むようになった。
      こちらのは果汁100%のカシス生オレンジで、かなり美味。

      28日(金)

      昨日の夕刻、母から「今横浜にいて、これから帰ります」と電話があったので、えっ?と思うと、
      現在神奈川県立近代文学館にて、一昨年亡くなった横浜在住の作家・中野孝次氏の生涯を
      概観する展覧会が開かれているという。

      中野氏はその昔母の担任の先生であったらしく、母だけでなく同級のお友達たちも遠方まで
      訪れている様子、何十年経っても慕われる素晴らしい人物であったのだろうと想像する。

      恥ずかしながら中野孝次さんを知らず、ちゃっかり後からいそいそと検索して情報を集める横浜
      在住15年目の娘であった。


      夜のテレビ東京にジェイクが出演するというので、うっかり忘れることのないよう22時に目覚まし
      時計をセットしておく夕刻。

      番組の中で、ジェイクは「While My Guitar Gently Weeps」を演奏していた。
      ほぅ。空気が凛と冴えているこの雰囲気はどうだろう。物悲しく囁くこのあり得ない音はどうだろう。
      毎日のようにかけている曲なのに、つい息を詰めて瞬きもせず聴き惚れる。

      27日(木)

      うちの中より外の方が何倍か涼しいという現実。
      外に出て、その空気の健やかさにたまにびっくりする時がある。


      ここのところ、妙に両肩が重い。仕事柄凝るのは毎度お馴染みなことだが、これはちょっと
      いつになく重すぎ。何か乗っかっているかのように重量感豊富すぎ。

      人間とは単純なもので、ちょっと体調が良ければ思考も途端に明るさを帯びたりする。
      こう、そうよ人生ばら色!みたいな。(大げさだ)

      当然ながら、直結しているのが心と体。体調管理とは偉く重要な問題だ。

      26日(水)

      急激な太陽の光。急激な気温上昇。これでもかというほどの人体の茹だり具合。
      これが梅雨明けではないなんて。


      夜更け(と言うより明け方)に、映画を制作している友人から久し振りにメールが届く。
      新しい作品が完成し、晴れてお披露目の日を迎える旨の連絡だった。

      「連絡が直前で・・・」と本文にあるものの、詳細が書かれていると思われる添付のpdfファイルを
      開くとどうしても白紙の状態が表示されてしまう。どうもいつも私のPCはpdfとはすこぶるつきで
      相性が良くない感じがするのは気のせいだろうか。web上で偶々pdfのページに当たると、
      かなりの確率でPCが固まったりするし。

      さておき、試しにファイル名を頼りに検索してみると、すぐさま見付けることができた。
      「人生ごっこ」 何とも惹かれるタイトルだなあ。
      いつものことながら、ああ頑張っているのだな・・・と勝手に元気を貰う。

      場所は、東大和。日取りは、29日(土)。

      あ、本当に凄い直前情報だ・・・

      25日(火)

      最近少々滞りがちな日記だった。
      単に手が足りない状況のほか、例えばオーダーメイド的な品のサンプル制作が重なった時なども、
      そちらに頭を使いすぎるせいか結構消耗するので文章を書く余裕がなくなる。現に、集中して
      取り組むと時間もぶっ飛ぶのだ。

      でももう日記溜めたくない。こんな時は過去に撮った画像がよい子の味方。

      ゴー!ぱんだゴー!

      

  

      24日(月)

      起床後洗濯をしながら、本日の第一声。

      「武具馬具武具馬具三武具馬具 あわせて武具馬具六武具馬具」
      (ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ あわせてぶぐばぐむぶぐばぐ)

      何も脳内回路がおかしくなったわけではない(と思う)。
      とあるバナナマンのコントDVDに収められていた特典映像のようなもので、早口言葉の特訓を
      していてこのフレーズが出てきたのだった。

      私も早く言えるかな?と思い声に出してみたところ、これが笑ってしまうくらい言えない。
      自分の言語が日本語であることへの自信さえ揺らぐくらい言えない。

      何か妙に悔しい→事ある毎に口に出して練習してみる→ああ、めためただわ→最初に戻る

      恐らく自分の人生の中で取り立てて役にも立たないことを頑張るのも、まあまあ楽しい。

      23日(日)

      オールスター第二戦。パは負けたけれど、個人的にはMVPは日本ハム森本稀哲選手にあげた
      かったなあ。
      でも今年も面白い、いい球宴だった。
      後半戦、混戦のパリーグからは特に目が離せない。


      夜中に玄関付近で邪悪な黒い影に遭遇。その影には二本の触角があり、まず夏以外に会う
      ことはない。

      何らかの武器を取りに一瞬目を離した隙に、その影は見事に姿を消した。まんまと逃がすとは、
      私も堕ちたものである。
      殺気を気取って出口から外に去ってくれたのかなー、なんて希望的観測はまず間違いなくまさに
      ただの希望であると本能と経験が知っている。

      今は、どうかうちの中で子孫繁栄に勤しむことだけは何とかやめて欲しいと切に願うばかりである。
      どこか雄大な大草原ででも暮らす方がお互いの為だよ、と懇々と言って聞かせたい思いが通じる
      日は果たして地球上にやってくるのだろうか。

      明日は触角つき黒い影用スプレーを購入しなくては・・・

      22日(土)

      どうにもこうにも本日の大賞はきみに決まり!

      

      21日(金)

      計ったように夕刻前から雨が上がり、神宮でのオールスターゲーム第一戦が無事に行われた。
      年に一度のお祭り野球日。こればかりはばっちりテレビで見ないと気が済まない。仕事も実に
      あっさり中断、お茶とおつまみ用意して半笑い状態で観戦。色々盛りだくさんの内容で凄く面白い
      ゲームだった。大満足!

      中でも、最終回に登場した阪神の藤川投手の投球が圧巻だった。スピードだけで言うなら
      横浜のクルーン投手の方が更に速いけれど、投げる動作からして魂が入っている藤川投手の
      直球は唸りを上げて矢野捕手のミットにばしばし収まってゆく。見ていて最高に気持ちがいい。
      全球ストレート勝負に体一杯のフルスイングで応える、パが誇る強打者カブレラ・小笠原両選手
      との対決は本当に見応えがあって楽しかった。

      栄えあるMVPに輝いたのはスワローズの青木選手。
      安打あり本塁打あり盗塁あり盗塁失敗ありエラーあり美技あり。その生きの良さで一人で何も
      かも網羅する、試合を通して最も印象に残った選手。さすがの素晴らしい大活躍だった。

      20日(木)

      蒲田で発注していた大量の洋紙を受け取り、切らしている紙類も少し仕入れる。
      お店の紙袋を何重にもして貰い、手に取ったその重量感は結構なものだった。
      駅までの道のりも、継続して持ち歩くことができず、何度も何度も休みつつのろのろよたよたゆく。
      おかしい。私はこんな軟弱な腕の持ち主ではなかったはずだ。
      だが、腕が辛い以前に、まず何より掌が需要に応えられない状態に陥り悲鳴を上げる。
      目一杯綱引きした時にはこうなる、という特に要らぬ体感。
      軍手が欲しい。心の叫び。

      どうにか住まいに帰り着き、思わず体重計を引っ張り出して荷を乗せた。
      ぴったり6キログラムだった。

      中身は全て紙である。しかし、道理で並の鈍器には匹敵する凶器感的なものがあると思ったと
      納得した。

      束になったペイパー、侮り難し。

      19日(水)

      どんどん気温が下がってゆくこの数日。冴えた空気の質は早くも秋の雰囲気を想起させる。


      もともとラジオはニッポン放送で野球を聴くくらいしかかける習慣がないが、なぜかほかの局は
      AMもFMも雑音が著しく混ざってしまい、どのみち聴けないようになっている。

      今の住まいだからという訳でもなさそうだ。すぐ近所にある前回の住居でも似たような状態だったし、
      別の区に住む人に聞いてもニッポン放送以外はやはり雑音が入ると言う。

      昨夜はちょっとTOKYO FMを聴いてみたかったので、試しにアンテナ位置をずらしつつかけてみる。
      玉砕。それはそれは激しい砂嵐が舞っていた。(テレビ画面に例えると)

      ニッポン放送オンリー。横浜はそういう風にできているのか。

      18日(火)

      自らの認識が甘かったせいで、見知らぬ町でちょっと必要以上に歩く羽目になった。
      かなりの計算外にとほほ。

      本格的な雨の一日。昨日より更に体感気温が低く、半袖では寒いくらい。傘を差していたって、
      足元もぐしょぐしょだ。そして何より私は猛烈に腹ペコ状態なんだ。
      しかし辺りを見回してもひたすら何も無い道だけが伸びている。通るのは車ばかり、見事なほど
      人影もなし。

      そんな感じで、小一時間はひたすら前進。ジェイクのBGMが「On The Road」に差し掛かる度に、
      この曲は歩く時にもぴったりだなとやや足さばきが弾む辺りは単純ばんざい。

      途中過ぎった通りに、こぢんまりとした一軒の骨董品のお店。ショーウィンドウに飾ってある、
      アンティークな和の小さな化粧台が余りに素敵で惹かれる。年季が入っているからこそ味と
      風格を漂わせているんだな、としばらく眺めて、先をゆく。思い出しては気分を良くして。

      番傘の私と細い歩道で擦れ違う時、にっこり江戸仕草で傘を傾けてくれた南米の人とおぼしき
      お兄さん。

      ふと見上げたねずみ色の空に、こんな看板が現れたら和むじゃないか。

      うん。雨の日に知らない場所を歩くのも悪くない。

      

      17日(月)

      終日雨降り。気温がぐっと下がった様子、久し振りに過ごしやすさを感じる。


      日頃頂戴するお問い合わせでもっとも多いと言えるのは、招待状オーダーメイドに関するもの
      だと思う。ご希望下さった通りにご用意できます、という内容のお返事をすると、幸せなことに
      大変喜んでいただけることも少なくない。

      かつて納品後に、「本当にこういう招待状にしたかったのです。願いを叶えて下さってありがとう」
      とのお言葉をいただいたことがあった。
      私は心打たれた。自分がしていることが、誰かの願いを叶えることに繋がる。そんな風にまで
      受け止めたことはなかったからだ。

      ちょうど最近頂戴したお問い合わせに、「私の願いを叶えていただけますか?」とのフレーズを
      お見かけし、改めて素敵な言葉だと思うと同時に、ほんの僅かでも誰かに願いを託して貰える
      ことの幸せを自分の内に見る。
      気持ちがぽっと純粋になるのを自覚する瞬間だ。



      最強コント師、バナナマンの二人が繰り広げるライブDVD。
      見て思わず大絶賛。すっかり虜になってしまった。惚れてしまった。凄くいいなあ、バナナマン。

      
      good Hi/バナナマン

      16日(日)

      一昨日、姉が実家に預けてくれていたドイツ(ワールドカップ)のお土産を受け取ってきた。

      チョコレートは見るからに華々しくお子様に向けている気がしないでもない。
      が、案外甘さ控えめオトナの味。美味しくぱくりといただく。

      隣のサッカーボールは、絶えずバニラ風の芳香を発散している。何だろうと思ったら、中身は
      入浴剤だそうだ。
      ああ、危なかった。知らなければ、きっと何かしらの形で口に入れていたに違いない。

      使い終わったら、お風呂に浮かべて楽しく遊ぼうっと。(うそ)

      

      15日(土)

      屋台が並ぶこんな瀬戸神社の夜の終わりには、瀬戸子もご馳走にありつけそうな気がしてしまう。
      実際はどうなのだろう。
      やっぱり夏場は食べないともたないからね。

      



      夜中にふとNHKをつけたら、爆笑問題の二人が東大で生徒達を前に教授とディスカッション
      している番組を放送していた。テーマは「教養」ということのようだった。
      これが見出したら非常に面白く、いつになく集中して最後まで食い入るように画面を見守って
      しまった。見終わって充実感すら感じる番組も珍しい。

      世の中にはあらゆる学びある。もちろん、学問も大切なその一つだ。
      学生の頃、勉強が億劫になると逃げの口実のごとく「こんなこと勉強しても将来役に立たないよ」
      といつも思った。
      今は、「ああ、昔もうちょっと真面目に勉強していれば良かったなあ」との思いが訪れる瞬間が
      多々ある。

      大人になると、誰でもそんな風にふと感じる機会はあるのではないかと思う。
      生きれば生きるほど、世の中には未知に溢れていると実感してゆくからか。知りたい好奇心、
      知ることへの欲求、知る喜び、そんなものが増すからだろうか。

      ただ単に、例えば自国や他国の歴史に対する無知に、恥ずかしさすら覚える時もある。
      知らないこと自体の恥ずかしさというより、知らずにいられた自分への焦燥感みたいなものを
      感じるのだ。

      義務教育の場も高校も、思えば「学び舎」という受け止め方をしたことはなかった気がする。
      私にとっては、同じ年齢の他人達と性に合わない詰まらない集団生活を強いられる、ただ窮屈で
      しかない、ひたすら面倒な場所だった。
      私はきっと基本的にややアウトローに出来ているのだと最近つくづく痛感するのだが、学校の場合、
      そこを学びの場所と考えていれば、あるいはもう少し通う意義も感じられたかも知れない。

      とにかく、今にして思うのは、専門的な職に就かない限り役に立たないと思える特に難解な
      理数系の学問などでも、何がどこでどう役に立つかは、決して分からないという事実だ。
      そして、直接的な形で役に立たなかったとしても、知ったことや得たことが自分の何に影響するかも
      分からない。どこかで感性に訴えかけるかも知れない。まったく関係ない物事に対しての表現に
      影響する場合だってあるかも知れない。
      自分が無駄だと思わない限り、人生に無駄は存在しないはずだ。

      が、もちろんもうそれらの学問を改めて勉強しようとは発奮しないあたり。

      ・・・と言うか、こちとら端からそんな頭脳はない。

      大人になると己のことが良く分かっちゃうのも一長一短だわ、とまとめてみる。

      14日(金)

      京急にひたすら揺られ、午後から浅草橋へ。
      概ね順調に用が済み、そこから柏の実家へと足を伸ばすことにした。連絡はしないで突如訪れて
      驚かせようという初の魂胆だ。

      この分だと18時には楽勝で着けるなあと、普段浅草橋からは使わないJRに乗り先ず上野を
      目指したら、秋葉原の次がなぜか御茶ノ水だったので、慌てて降りていっこ戻る。
      どうやら私は総武線と中央線の兼ね合いが分かっていないらしい。
      前途多難の予兆だった。

      秋葉原から山手線で日暮里に飛び、常磐線のホームへゆくと、階段から下りられないほど凄い
      人出で大賑わい。雷による信号機トラブルと大雨のため、もう長らく運転を見合わせているらしい。
      今日は終日雨を見ることも雷の音を耳にすることもなかった私にはぴんとこないが、まあそういう
      事情ならもちろん仕方ない。

      都内の最高気温35度の本日。ジェイクの音楽を聴きながら、階段に立ってひたすら待つ。
      待つ。とにかく待つ。もういっちょう待つ。しかし一向に電車はやって来ない。

      今日はもう駄目なのか・・・と諦めかけたその時、「今、千代田線が再開でーす」という趣旨の
      アナウンスが入った。あっ!と思い、西日暮里に移動し、千代田線ホームで信じ難い人の数の
      群れに混ざる。

      車内は無茶苦茶を通り越した状態。乗客のみなさんにつぶされつつ、また私も恐らくみなさんを
      つぶしつつ、しょっちゅう途中で停車しながら肉弾戦電車は延々進むよ柏まで。
      更に乗換えをして、へろへろで実家に到着したのは19時半近くだった。

      突然の来訪にもかかわらず、ちゃっかり本日の美味しい夕食に間に合った次女を両親と妹が
      笑顔で迎えてくれた。
      母が「夢のような人が来た!」と喜んでくれてとても嬉しかったのだが、それはいかに私が放蕩娘で
      あるかを雄弁に物語る言葉でもあるのだった・・・

      夕食前、父が「歓迎の意」と言って一風変わった綺麗な明かりを箱から出して飾ってくれた。
      我が父ながら、ユニークでお洒落な人である。

      とある「花の球根プレゼント」に応募して外れたところ、この品が送られてきたらしい。やや謎な話
      だが何だか面白い。
      どことなく、水族館の水槽に浮かび上がる幻想的なくらげ達を連想しながら眺めた。

      

      隣は実家に咲いた紫陽花。
      うちの近所で目にする紫陽花はもうほとんどが枯れてしまっているのに、ぴんぴん元気な花と葉に
      不思議な感動すら覚えた。

      13日(木)

      お手紙がより綴りやすいよう、罫線の入ったはがき箋を新たに作りました。
      暑中見舞や残暑見舞いをはじめ、この夏のお便りにもいかがでしょう。

      今後、季節に合わせることも考えながらまた種類を増やしてゆきたいと思っています。

      12日(水)

      眼鏡を外したジェイクイメチェンの裏には、視力回復手術があったとは!
      単にコンタクトレンズにしたのかと思っていたので、私的には結構驚いた。

      今はプロスポーツ選手でもこのような手術を受けている人は案外多いようだ。既に感覚的にも
      大分違和感のないものになってきているのだろうか。
      まったく種類は違えど、例えば整形手術ですら堂々市民権を持っているかに見える昨今だし、
      当然と言えばそうかも知れない。
      ちなみに、俄然自分の頭には、 整形=逃亡時に必要 の図式しかない訳だが。

      私の身近にも受けたいと言う人がいる。(視力回復手術の方)
      確かに視力は財産、コンタクトが必要なければそれだけで身軽にもなる気がする。

      しかし・・・私は目だけはなんか怖いのだ。初めて眼科医にコンタクトを嵌めて貰ったその昔、
      見開いている目に医師の指が迫って来た時、「ああ、今この瞬間、地震があったらどうなるのだ」
      と真面目に思ったあほである。
      手術自体と言うよりも、万が一の万が一にも手術中に何かしらのハプニングが起こってしまった
      ら・・・との心配をするのだった。

      映画など作り物の映像でも、脳や内臓が丸出しでもまあそれなりに平気で正視できるが、とにかく
      目がどうにかなってしまう絵だけは耐えられない。
      高校1年くらいの頃にビデオで観た「狼/男たちの挽歌・最終章」という香港映画の凄絶ラスト
      シーンを目の当たりにしてしまった衝撃は忘れ難い。
      その映画自体は好きなのに、お陰で二度と観られなくなった。

      11日(火)

      なぜだか昆虫話で盛り上がり、最後に「そう言えば、有名な昆虫記の題名は何だっけ?」との
      展開になる。

      いまひとつ茫洋とした記憶の隙間を縫い、「ルーブル昆虫記」という文字列がやってきた。
      口に出すと、あっているような気もするし、はて、美術館と同じ名だったっけ、との疑問も湧く。
      しかし新たな候補も浮かばない。決め手がない。

      堪らずインターネットで「昆虫記」と検索。そこには「ファーブル昆虫記」と出ていた。
      !!
      ・・・言われてみれば、そりゃそうだ。

      近頃、会話の流れからふとぶち当たる思い出せない言葉に頭を占拠されることがたまにある。
      主に固有名詞が中心で、候補も浮かぶものの、どうもぴんとこなく、結果惜しいながら微妙に
      間違っていたりもする。

      もうちょっとがんばれ、マイ海馬。

      10日(月)

      涼風店主も歩けば廃盤にあたる。

      こればかりは仕方のないことだし、何も和紙に限ったことでもないと思う。その分新たなものが出現
      するのだから、もちろん切り替えてゆく必要もある。

      店頭に置かなくなった和紙の発注も、大抵の場合10枚単位で受けてくれる店が多いが、先日は
      「100枚単位でないと無理です」とのお言葉にやや呆然。
      材料の確保という当たり前のことがなかなか難しい。

      それにしても、自分がいかに決して一般的とは言えない和紙ばかり選んでいるかが良く分かる。
      元来がひねくれ者たる所以か。

      9日(日)

      ちょっとほっといてくれないかな。
      港の風に吹かれながら、人生の矛盾について考えているんだからさ。

      

      8日(土)

      オーダーメイドのご注文にて、スターバックスコーヒーのタンブラー用型紙を作らせていただき
      ました。

      型紙の入れ替えが可能な「クリエイト ユア タンブラー」というタンブラーがあるとのお話、今回は
      お客様に実際の型紙を送っていただき、そちらからまさに型紙をお取りした形です。

      ただ、私自身がタンブラーを所持していないため、テスト装着をすることができず、和紙の補強に
      張り合わせた洋紙の厚さ・質感にやや難が見られたようです。
      甘い仕事をしてしまったと大いに反省・・・次回作らせていただく機会に恵まれた時にはぜひ
      改善したいと思っています。

      それにしても、うちの近所にもスターバックスできないかなあ。(コーヒー大好き)

      7日(金)

      日本ハムが球団タイ記録の11連勝!

      本日の先発はダルビッシュ投手のはず。確かにスポーツニュースで「YAGI 29」を背に力投する
      長身のハンサムなピッチャーはどこからどう見てもダルだけど・・・
      そう。彼は球場に自分のユニフォームを持ってくるのを忘れ、八木投手のを借りて登板していたの
      だった。

      公式戦で他選手のユニフォーム着てプレイしている選手は初めて見た。
      なんて素敵なんだろうか。大いに笑った。こういうお話、私は好きだ。明らかにサイズがきつそう
      なのが、またいい。

      そしてもちろん、面白いだけのチームではないのが今のハム。
      明るい強さがパを照らし、盛り上げる。

      6日(木)

      戦線離脱を余儀なくされた王監督の病状が心配されるパだが、今日は日本ハムが何と45年
      ぶりの10連勝を成し遂げた。
      こういうリーグに活気と元気をもたらすような面白いチームにはどんどん活躍して欲しいと思う。

      5日(水)

      先日、昼間玄関のチャイムの音と扉を叩く音と「すみませーん!」と呼びかける声が一気呵成に
      轟いたので、何か要らぬセールスかなあとは思いつつ居留守は使わず扉を開けてみた。
      何となく年齢不詳な雰囲気の、ショートカット風の小柄な女性が一人。声からすると結構若者
      なのかも知れないが、よく分からなかった。
      正直なところ、咄嗟に宗教の勧誘が脳裏を過ぎった。

      しかし実際の用向きはそうではなく、「老人ホームに寄付するために、ボランティアで作ったこの
      ふきんを使って下さい」とのことだった。
      要するに、平たく言えば押し売りである。

      冷たいのは承知の上で、私は値段も聞かずにきっぱりお断りした。彼女は目に見えて驚いた様子で
      「買わないなんて信じられない」という顔をした。
      買わなくて正解だと思った。ボランティアという一語を出せば皆が財布を取りにゆくと考えている
      なら、それはやはり違うと思う。

      ボランティアだろうが普通の商売だろうが、ものを買ってもらうって凄いことだと私は思っている。
      曲がりなりにも6年近くこの店を営んできた今そう思うし、多分これからもずっとそう思ってゆくだろう。

      ケチと感じるならそれは構わない。

      ・・・だって実際ケチなんだもん。

      4日(火)

      “にゃんにゃんおばあちゃん”に出会った日。

      本日の発送を終えた郵便局の帰り道、いつも通り瀬戸神社の前で自転車に跨ったまま瀬戸子を
      激写していたら、まずちょっぴりふくよかなベテラン主婦風のご婦人ににこにこ顔で「まあ、野良?」
      と話しかけられつつ瀬戸子と三つ巴の形。

      こういうことは時折ある。瀬戸子はとっても可愛いから(何の贔屓目だ)、皆の目を引く。大概、
      「野良にしては毛並みも綺麗ねー」との感想が耳に入ってくる。
      今日は携帯電話でじっくり瀬戸子を撮り出すスーツ姿のお兄さんまでいて、何やら微笑ましい
      瀬戸神社前。
      瀬戸子はと言えば、余裕の佇まいで横たわり、カメラ目線の澄ました様子でモデルを務めている。
      その姿がまた何とも言えずチャーミング。(ばか)

      次いで、もう少し年配の小柄なご婦人が同じ様な感じで話しかけてきてくれた。一見して上品な
      おばあさまという風情の女性だが、口を開くと明るく快活になる粋な雰囲気の方だ。

      猫がお好きで、以前は二匹と一緒に暮らしていたと言う。現在は横須賀の方に一人暮らしで、
      書の先生をしているようだ。生活のサイクルなど共通項も多々あり、感性も合うので、始終
      楽しくお喋り。

      息子さん夫婦が北海道へ移ったが、一緒に暮らそうとの提案を断り続けているらしい。理由は、
      寂しさはあるけれど、お嫁さんとうまくいかないのが目に見えているから。
      「お嫁さんを悪く言うようになるといい面相にならないのよね」と話してくれる飾らない感じが素敵だと
      思った。
      二人のお孫さんに慕われている様子、電話で「にゃんにゃんおばあちゃん、北海道にこないの?」
      と言われると気持ちがぐらつくと微笑んでいた。

      不思議とも思える初対面での語らい。結構長い時間、私達は色々なことを話し込んでいた。
      「今日は面白い方と出会えて良かったわ」と言って下さったので、心から「こちらこそ」をお返しする。

      最後に自己紹介はし合ったが、特に再会の約束はしなかった。また偶然ばったり会いましょう、
      その時はお食事でも、と手を振ってお別れした。

      瀬戸子がご縁。
      多分、また遠くない未来に会える気がする。

      

      「今日も小顔と美貌を褒められちゃった。人気者で困っちゃう。
      この際、アイドルらしくもうちょっと洒落た名前に改名してほしいわ」 by 肉球強調ポーズ中の瀬戸子

      3日(月)

      7月3日。今日は並の日だった。

      間違えた。

      7月3日。今日は波の日だった。


      気が付いたら7月に入っていたという感じで、今月はもうオールスターゲームの月である。
      今年こそネット投票しようっと。まあ、もうちょっと経ってからでもいいかな、などと呑気に
      考えていたら、今日メンバーが発表されていた。その刹那、勝手に裏切られたような気分に
      なったのはなぜなの。

      後回し ツケがいつでも こんにちは

      やはり思い立ったが吉日なのか。何事も。

      2日(日)

      新鮮とも思えるすっきりとした風が入る夕刻前、実家から食料品が詰まった愛の宅急便が届く。
      こ、このずっしり感は・・・?と思いきや、お米一袋も堂々帯同。

      中には妹からの鎌倉土産というあぶらとり紙も入っていた。
      鎌倉は、私のところからは位置的には近い地だ。だがそんな姉の分もお土産をと考えてくれる
      心優しい妹である。
      思えば近い割に随分ご無沙汰している鎌倉。久し振りにぶらりとゆきたくなった。

      クロネコ便の中に、笑顔がキュートなアカネコさん。

      

      1日(土)

      この度大変光栄なご依頼を頂戴し、漫談家・綾小路きみまろさんのお名前入りオリジナルぽち袋
      を制作させていただきました。

      詳しくは「和紙小物*ぽち袋」のページにも掲載しておりますが、大量発注(数百から千点ほどの
      ご注文)も喜んでお受けいたしますので、オーダーメイドにてご入用の際にはぜひお気軽に
      ご相談下さい。



      先日、今回の仕事についてたまたま友人の女性に話す機会があった。すると、間髪入れずに
      「私、きみまろさんが大好きなの!」と珍しく興奮を露にする彼女。
      そうなのか。長い付き合いなのに、全然知らなかった・・・でも、とても喜んでくれて何だか
      妙に嬉しくなってしまった。
      「話して良かったー」「聞いて良かったー」を同時に発したのは楽しい記憶。

      明日の夜、綾小路きみまろさんがTBSの「情熱大陸」に出演されるそうなので、私もぜひ拝見
      したいと思っています。