2000年の開店当初から、なんだかんだ言いつつ日々ぶつぶつと綴り続けてきた
   戯言日記。こちらには、2005年4月の過去日記を掲載しています。






> 日記・雑記帖 > 過去日記 > 2005年4月

 



 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 



 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2005年4月(卯月)


      30日(土)

      30分間の生演奏を求め、お台場のビーナスフォートへ。

      何度見ても聴いても圧倒される。何度見ても聴いても足りない。

      「凄い」「早い」「(手の動きが)全然見えない」

      初めてジェイクの演奏に遭遇した人たちからの感嘆が漏れ聞こえてくる。

      彼の笑顔とパフォーマンスは、いつだってそこにいる全ての人を釘付けにし、捕らえて放さない。

      眩しすぎず絶妙な光と暖かさを保ち続けるジェイクは、多くの人々を魅了し、幸せにする。

      彼は、真性の太陽だ。

    

      29日(金)

      なんだ今日は。やけに暑いぞ。

      ちょうど空になったことだし、今季の石油ストーブはここまでにすることにした。
      (まだ使っていたらしい)
      ということで玄関に置いてあった灯油のポリタンクを片付けたら、途端に広くなった。
      すっきりした。

      楽天、連敗止まって良かったね。
      それにしてもロッテ強いなあ。

      28日(木)

      今、町を歩けばツツジにあたるくらいツツジだらけ。
      晴れた日は特に、日中の町中がぱっと明るく華やぐ感じだ。


      日暮れ頃、毎度お馴染みの瀬戸神社。
      前を通りかかると、柔らかい色香の蜜がふんわり香る。

      27日(水)

      昼、約一週間ぶりに京急に乗った。

      ホームで待っている時に人の居ないうんと端っこに佇んでいたので、蒲田に向かう行きの電車は
      一番前の車両になった。
      それなりに乗客はいたが、混雑していると言うまでではなかった。

      ジェイクの音楽に集中して気を楽にすることに努め、扉の側にもたれながら、直ぐ目の前に
      広がりどんどん過ぎゆく線路をぼんやりと眺めていた。

      ふと気が付くと、その時その先頭車両にいた乗客は、みんな同じように前を見ていた。
      立っている人も、座っている人も。
      決して少ない人数ではない。

      運転士とを遮るガラスに映るみんなの眼差しは、とても真摯なものに感じられた。

      ここに居るみんな、今同じこと考えているんじゃないだろうか。

      うがった見方かも知れないし、勘違いも甚だしいのかも知れない。
      でも、私にはそう思えてならなかった。


      ちきしょう。電車に乗るのが苦手になり辛いなんて言ってる場合か。

      今こうして電車に乗れていることは、幸せなんじゃないか。

      26日(火)

      以前、引っ越しでインターネットに接続できない期間に利用していたMSNのhotmail。
      使わなくなって一年経つが、一応そのままにしてある。
      今も、月に何回かは思い出したようにログインしてみる。
      もちろん、いつも届いているのは全部不要なメール。一気に削除してさっさとログアウトする。

      いつしか「迷惑メール」というフォルダが出来ていて、勝手に割り振ってくれるようになっていた。
      ああ、これは便利だな、と喜び、ますます不精になりそうだと思った。


      つい先日、ふと思うところあって、自分の本来のアドレスから私のhotmailにテストメールを
      送ってみたことがあった。

      いつまで経っても、受信フォルダにやってこない。

      しばらくして、もう一度送ってみる。

      やっぱりやってこない。

      過去、hotmailのアドレスに送信したメールが先方にうまく届かないことも、いつも必ず半日
      経ってから相手に届くということも経験していたので、一気に不審感が増幅。

      しかし、そこで突然「!」と気付く。

      見ると、二通とも、きちんと迷惑メールのフォルダにおいでになっていた。

      そうですか。

      迷惑ですか。


      非常に長くけだるい前置きになりましたが、できましたら、hotmailをお使いの方にはその点も
      留意していただけたら・・・とhotmailを使い慣れていない私はそっと思う次第です。

      25日(月)

      空がどことなく明るい中、しっとり降る雨。いかにも春の雨。


      私も何年か前に知ったことだが、「端午の節句」と「こどもの日」、本来は別のものだ。
      5月5日は昔からある男の子の為の端午の節句であり、鯉幟を上げ、柏餅を食べる習慣がある。
      その日は後から出来た子供の日でもあり、それは単に国民の祝日である。
      どうも、こういう図式になるようだ。

      ただ、英語にすれば、どちらも「ボーイズフェスティバル」。
      まあその通りだし、特に異論があるわけではないけど、せめて端午の節句は「セック・オブ・タンゴ」
      とかにして違いを出したい。(なぜ)

      24日(日)

      古田選手が2,000本安打を達成。素晴らしい!
      超一流の捕手というだけでなく、昨年のプロ野球再編問題でも誰より活躍した人物。

      さて、その結果新たにパリーグに誕生した球団、東北楽天ゴールデンイーグルス。
      今日で8連敗で、この時期既に借金14だそうで・・・
      (でもロッテが首位というのは面白い)


      また少し間が空いてしまったが、丑三つ時のノア中継を見る。
      三沢光晴と川田利明がノアのリングで握手。
      懐かしいというのも、新鮮というのも、不思議というのも何か違うような気がする。
      凄い川田コール。ちょっとぞくぞくしちゃった。

      GHCシングル戦は、王者力皇にパワーは感じるけれど、ちょっと全体的に雑で一つ一つの技も
      荒いような印象を受けた。
      今日の中継の関心は、大方三沢と川田の邂逅にゆきそうだ。

      一度目のCM(不動産関係?)に、いきなり三沢が登場していてびっくり。
      彼の試合とは違い、見ていてかなりはらはらした。

      23日(土)

      「白夜行」(東野圭吾著)を読了。

      私が好んで読む本は、大抵ミステリ小説と呼ばれる類いのものなので、こういう日記に書くと
      ネタバレにもなりかねないのでほとんど話題にしたことがない。
      今回は、内容には触れず簡単な感想を書いてみようと思う。

      過去通算すると、この作家の作品は10冊くらいは読んだことがあると思う。
      正直なところ、読んだ範囲では、読後に何か残るということが一切なかった。
      特別な魅力は感じず、別に悪い意味ではなく、どこか手軽に読めるという印象しかなかった。

      今回の「白夜行」は、その印象を変える読み応えがあった。
      主要人物の心理描写がことごとく排除されている分、状況のみで浮かび上がる人間の奥深さや
      得体の知れなさ、凄み、悲哀、色々肌で感じ取った。

      気持ち、感情、心情は、安易に語らないから意味や価値を持つこともある。
      関係性を描かないことで、人間同士の絶対的な繋がりを見せ付けることもできる。
      言葉で説明するより、感じさせる。気取らせる。
      ああ、また私をもどかしく、心許ない気分にさせる・・・

      元々ミステリ(謎)が好きとはいえ、大掛かりなトリックなどよりちょっとした錯覚や齟齬を使ったり、
      動機に焦点を当てて掘り下げたりする方が好きなので、その意味でも嗜好にあっていた。


      これは妹から借りた本だが、彼女は友達から「手元に置いておきたくないから永久的に貸す」と
      いうようなことを言われて読んだようだ。
      彼女もまた、読んでいるのが辛いけれど何とか読了したという感じだったらしい。

      二人とも、至極健全な魂の持ち主だと思った。

      残念ながら、もはや健全な魂を失ったのか、この姉はこのくらいではそこまでの感想はまったく
      持たないのだった。 

      22日(金)

      とある一本の私信メールに、「嬉しくありがたく頂戴いたします」と書いたつもりが、ぱっと見ると
      「嬉しくありがたく長打いたします」となっていた。

      二塁打以上か。

      21日(木)

      母からのメールに、“若Chuuの80円切手”という言葉があった。
      「な、何の切手?わかちゅー・・・」と刹那的にでも思う私はまだまだ素人だ。
      (ちなみに“若冲の80円切手”です・・・)

      一応母の名誉のために言っておくと、母は文学畑の人で、とても美しい字を書くというだけでなく、
      普段誤字脱字などはあり得ない。どんなに難しい漢字や言葉でも知っていて、いつも感心して
      しまう。

      しかし、メールに限っては完全に例外で、かつて本文の三行目から突如カタカナだけの文章に
      なっていてぎょっとさせてくれたり、“無洗米”が“無線舞”と少々人名風になっていたり、思わず
      笑ってしまうことしばしば・・・


      その若冲の切手、今日郵便局に行ったら窓口の側にチラシが置いてあった。
      雄鶏がどーんと描かれた切手の写真。
      若冲には、この上なく小さなキャンバスだろうな、とふと思った。

      20日(水)

      春雨降り続く本日は、穀雨というのだそう。

      今日きちんと目の検査をしてもらったところ、私の裸眼は0.02ぎりぎりであることが判明。
      これって、ど近眼なのでは。一体いつの間にこんなことに。
      従って、コンタクトレンズの強さも一気に三段階上がる。
      世界が変わった。

      その昔、思春期の頃、初めて眼鏡をかけた時のあの衝撃は記憶に結構新しい。
      それまで茫洋としていた風景が一気にくっきり自己主張し出し、外を歩けば少し離れた場所に
      あるはずの電信柱が迫力をもって3Dのごとく迫ってくるし、鏡を見れば自分の顔にぎょっと
      するし、慣れるまでは大変だった。

      さすがに、免疫もあることだし今はそこまでの落差は感じないものの、晴れて1.0弱の視力を
      確保。
      やっぱり思った以上にそばかすはあったが、まあいいでしょう・・・

      もしや、これで大層目や頭への負担が軽くなるのでは、と期待する。

      19日(火)

      一日使い捨てのコンタクトレンズに変えてもう何年か経つ。
      それまではやたらと黒目に傷がついてしまったり何かとトラブルが絶えなかったが、今のレンズに
      切り替えてからは、その辺りは概ね好調だ。

      今日は、控えのレンズを切らしてしまい、仕方ないので古い眼鏡で過ごした。
      裸眼とは比べ物にならないが、中学生の時に作ったものなので、今では見え方はかなり微妙だ。
      左右で相当食い違っているので、ちょっとくらくらする。日が暮れかけた頃自転車に乗ったら、
      全然周りが見えないし妙に光が反射するので郵便局までの道のりちょっと怖かった。

      普段は、起きてシャワーを浴びたら直ぐコンタクトをつけ、就寝直前に入浴するまでは外すこと
      はない。常日頃、普通に視界が開けることのありがたさを思う。

      視力は財産だ。

       18日(月)

      相も変わらずあらゆる更新に遅れをとっている英語版に手を入れる。
      うわあ、あれもこれもまだだったのかー、と泣きそうになる。

      「た、端午の節句は・・・ぼーいずふぇすてぃばる・・・」

      こんな私にできやしない。かぶとくんの説明なんて。

      「思い切って、“ミスターかぶと”とかにしちゃう?うふふ・・・」

      どうやら、私も大分おかしくなってきているようだ。


      夜半から雨が本格的に降り始めた。
      ごろごろと雷も鳴り響く。
      カメラのフラッシュを焚かれた時みたいに、窓から鮮やかな稲光が目に入る度、うにゃっ!
      となる。

      17日(日)

      「和紙を小物*箸セット/祝い箸・竹割箸」を新設、祝い箸9点・竹割箸2点を更新しました。

      祝い箸は、正規の招待状とお揃いの品もご用意いたしました。
      竹割箸は品数が少ないのですが、これから順次種類を増やしてゆきたいと思っています。

      おめでたい良き日のために少しでもお役に立てることを、心から願っています

      16日(土)

      宮出ばんざい!
      ニッポン放送の巨人ファンらしき誰かが、「知らないので名鑑で調べた」とか言っていたけど、
      彼は途中投手から野手に転向したツバメ歴10年目の選手です。
      サヨナラ本塁打のヒーローインタビューも、ちょっと初々しくて好感度大。天晴れ!


      商品の写真を撮ることでもページを作ることでも何でも、新しい作業の度にこれまでのものに
      疑問を感じてしまう。
      全てにおいて、自分がいかに未熟なところからスタートしたかを物語るようでもあり、ほんの
      ちょっぴりは進歩している証でもある。

      物は言いようだ。

      大体、何事も、多方面から見られるから、その全ての言い分が正しいのだから、厄介なのだ。

      15日(金)

      更新する品がたくさんあって、ひたすら写真を撮る。招待状・席札・祝い箸・竹割り箸・・・
      敷くものの色を変え、場所を微妙に移動しながら日陰加減を変え、角度を変え、それでも
      ものによってはどうしても思うように撮れない。
      白地の洋紙の柄が出ない。質感が出ない。赤地に金色が入った和紙の細かい絵柄がつぶれて
      しまう。
      デジカメを充電しつつ、一体何百枚撮ったのか。

      ようやく夜更けに画像の加工作業に入るも、全然満足できない。
      あれだけ色々考えて試して撮影してこれなのかと、どっと疲れを感じる。

      ページの完成はいつだ。

      14日(木)

      関根潤三さんの解説は、聴いていて和む。


      どうやら、近々MAHALOのウクレレを手にすることができそうだ。
      近年、婚礼の引き出物にも多いカタログギフト。最初にぱっと適当に開いたページに、いきなり
      ウクレレの姿があって、目が釘付けになった。
      これは・・・やっぱり・・・そういうことでしょう。

      「いきなりジェイクみたいに弾けちゃったらどうしよう」

      音譜も満足に読めないわりには、壮大な要らぬ心配を一瞬儚く抱く。

      でも何だかちょっとうきうき。

    

      13日(水)

      

      分かってる?本来は一応別物とも聞くけど、端午の節句って、つまり子供の日のことよ?

      子供の日のカードに、そこはかとなくシュールな感じを醸し出してどうしようっていうの。

      命名「かぶとくん」て、まさかとは思うけど、どーもくんとかの線狙いじゃないでしょうね。

      まあ、流行らないわね。お世辞にも、幼子にも愛されそうとは言えないわ。

      ちょっと折り紙のかぶとを覚えたからって、使いたいのが見え見えね。

   

      12日(火)

      花冷えが続く。そして、桜散らしの雨もなお。


      「結婚式・披露宴招待状/オーダーメイド」に、オーダーメイド例7を更新しました。
      W-001-Pの桜カード(桃色)のアレンジです。
      W-001の桜カード(紫)の和紙は、現在入手が困難になっており、招待状の受注も見合わせて
      おります。見通しが付き次第、また表示を変えさせていただきます。

      桜の時期は本当に短く、横浜でも緑の葉が目立つ木も多くなってきました。
      ただ、何と言っても桜は日本の美しい国花でもあり、多くの人々に愛される花。
      決して春だけに捕らわれることなくご利用いただけるモチーフだと、私個人としては確信しています。

      11日(月)

      本日、久々の遠出で長野は高遠へ参りました。

      あいにくの雨模様、気温も少々冬色、友人が招待してくれた桜を愛でる日帰りのバス旅行は、
      早朝に雨の横浜駅付近を出発しました。

      添乗員の女性が言いにくそうに事ある毎に触れる通り、目的地である桜の名所・高遠城址公園
      に着く前までに立ち寄った場所の方が、花との出会いはありました。

      公園内の桜は、つぼみがようやくふくらみ始めたところという感じでした。
      売店の女性によると、例年より一週間ほど遅れているのだそう。
      コヒガンザクラという種、つぼみの色が濃いのが印象的で、遠くから眺めると何か別の花が
      ついているようにも見えました。

 

      印象的な木たち。

 

      10日(日)

      情けないことに、最近混んでいる電車に乗ることがすっかり苦手になってしまっていた。
      今宵、蒲田への往路。そして復路。
      iPod miniと一緒なら、何も恐れることはないと知った。

  

      9日(土)

      先日、私のもとにiPod mini(シルバー)がやってきた。
      思いがけないことでとても嬉しかったが、相変わらず携帯電話も持っていない自分がこのような
      新しい機器を手にするとは、ゆめゆめ考えていなかった。

      どうにかDVD-Rドライブの取り付けは完了していたものの、何だかんだでiPod miniにきちんと
      触れるのが延び、ようやく今夜になって色々いじってみた。
      さすがにこれはすんなりゆく。

      早速取り込んだ音を試してみる。とても綺麗に迫ってくる。
      イヤホーンで音楽を聴くことも、何だか凄く新鮮だ。今まで耳で拾えなかった音もたくさん届いて
      くるので、ちょっと編曲が変わったみたいにも思える。


      現在のジェイクの一番新しいアルバム「WALKING DOWN LAINHILL」は、特定の音楽ソフト
      でしか再生できないようになっていて、特に大好きな曲ばかりのアルバムなのに取り込む
      ことが叶わず残念だ。

      それでも、ジェイクの奏でるこの魂を揺さぶる音はどうだろう。
      耳からダイレクトに体中に入ってゆき、日記を書くことに集中できないくらい捕らえられてしまう。
      (イヤホーン外せば)

      ああ、音楽がない人生なんて考えられない!

      8日(金)

      季節が移りゆく時期にはいつも、町に漂う磯の香りが濃くなる気がする。
      今も例外ではないが、今日は磯というか、どうも生牡蠣限定風の臭いに満ちていたような・・・

      ここで言いたいのは、牡蠣が悪いということではない。
      牡蠣に落ち度はない。
      むしろ好きだ。

      7日(木)

      うちの裏手にある道にて、ようやくまともに桜を目にした気がする。
      今宵は大層な強風。ざわざわと揺れ動く夜桜は、空気を一変させる凄絶な雰囲気すらもたらす
      ように感じられた。

      桜花 今ぞ盛りと 人は言へど 我れは寂しも 君としあらねば (大伴池主)

      春嵐 千々に乱すは 夜桜か 心の内か 知る月も居ず (涼風店主)

      6日(水)

      昨夜、ヤフーで何となく目についたコミックのページを覗いた。
      今は漫画もインターネットで読むのだなあ、なんてちょっと年寄りじみたことも思いつつ、表紙に
      惹かれて上村一夫という作家の同棲時代という作品を立ち読みしてみた。(50頁限定)

      衝撃を受けた。
      それこそ漫画みたいだけれど、手で頭を押さえてくらくらしてしまった。

      なんだ、この素晴らしすぎる世界観は。漂う独特の魅惑的な空気は。
      リアルだ。倦怠だ。それも良質の。
      決して美しくはないのに、確かに美しい息遣いを感じる。
      ひとコマひとコマに、見逃せない生がある。

      思い切り魅了された。

      ・・・ただ、それでも立ち読みという与えられた状況だけで充分満足できる辺り、自分らしいと
      苦笑い。


      私はあらゆる作品に衝撃を受ける度、いつも思う。
      一体どこまでが思惑であり、計算なのか。
      それとも、そんなことはもう関係なしに溢れて滲み出てしまうものを、手前勝手に感じている
      だけなのか。

      心底知りたくなって、誰かに教えて欲しくなる。
      でも、そんなことを知ってどうなる、と思い直す。
      そもそも、知る術なんてない。

      言葉で表現すれば陳腐になってしまう、この自分の中に生まれて感じる感覚を、そのまま感覚
      として誰かと共有したくなる。
      でも、それはどうしたって不可能なんだ。

      そこにあるものを、心のまま感じるしかないのだし、きっとそれでいいんだ。

      5日(火)

      ラジオ(野球)は専らニッポン放送だ。
      一つ、かねてより腹に据えかねていたことをはっきり言ってもいいだろうか。
      デーブ大久保さんの解説は、いかがなものかと。
      もうちょっと言うと、聴いているのがかなり苦痛なのだと・・・

      そうそうのことでは、むかっとしない自信は・・・それなりには・・・ある。

      そんな私の忍耐力をもっと鍛えてくれるのね、と思いながら、今夜に限って延長12回の一戦を
      最後まで聴いていた。

      4日(月)

      今日は冬の冷え込みが戻ってきた感じのする日。
      まだまだ石油ストーブも活躍中。

      寒さと共に、一年以上は人手に渡っていたテレサ・テンのアルバムが、ついに私の元に
      帰ってきた。
      特に「月亮代表我的心」が聴きたくて仕方なくなっていた昨今。

      かけまくる。聴きまくる。
      ゆっくりと染み入り、胸の奥に温かさが広がる。

      かつて、ちょうどテレサ・テンの歌が響く中にやってきた訪れ人には、「なんだか台湾の屋台に
      でもいるみたい」と評されたこともあるが、まあそれもいいさ。

      音楽って、素晴らしい。

      3日(日)

      昨夜、伊勢佐木町で有隣堂と石丸電気に行ったあと、横浜スタジアムの直ぐ側にある
      「コーヒーの大学院」というお店に入った。
      一言で言うと、物凄くお気に入りになってしまった。

      ・コーヒーがもちろんとても美味しい

      ・外から入り口だけを見ると案外質素なのに、店内の装飾の豪華絢爛ぶりのギャップ
      (でも何か落ち着く)

      ・「コーヒーの大学院」のはずなのに、ランチョンマットには「大学院のコーヒー」と書かれている

      ・味と雰囲気たっぷりのマスター

      ・帰りにすれ違った時、「ありがとうございました」と言われたので「ご馳走様でした」と挨拶したら、
      「さようなら」と返してくれた女性店員さん

      明日にだってまたゆきたいくらい、好きになった。

      ちなみに、パフェにたっぷり入っているワインゼリーがとても美味しいので調子に乗ってぱくぱく
      食べたら、酔っ払った。

      2日(土)

      新しく、「和紙作品/特別誂え」というページを設けました。
      先日制作させていただいた、かぶとをご紹介しています。
      こちらの品のご注文も喜んで承りますので、ご希望の際にはぜひお気軽にご相談下さい。


      小型犬用として作ったものですが、ケースに入れてのお渡しになりますので、お部屋の飾り物と
      してもご利用いただけるのではないかと思います。
      価格は従来の品々に比べると破格になりますが、ご理解いただければ嬉しく思います。

      このように立体的なもの、また凝ったものを一球入魂で作るのは初めてでした。
      かぶとと聞いて、最初は折り紙で折ることから始めたくらいです。形になるまでは本当に試行錯誤
      があり、結果随分時間も掛けてしまいました。
      でも、その分「もの作りをしている」という実感と充実感が大きく得られました。

      改めて思うのが、ものを作ることは苦しく、楽しいということです。

      苦しいのは、自分の未熟さ、基礎のなさ、見通しの甘さ、そんなものに向き合わざるを得ない
      からです。まるで自分の人生そのものだとすら感じます。
      以前この日記に、あらゆる作品はその人を映す鏡だと書いたことがあります。
      作る過程においても、それは当て嵌まるような気がしました。

      楽しいのは、やはり見通しが立った時。完成が近付く時。完成した時。
      そして、何より嬉しいのは、できあがった作品を認めてもらえたり、喜んでもらえたり、楽しんで
      もらえることです。
      一番の喜びは、どうしてもそこに尽きると思います。


      そもそものお話を下さった、丑やの安田さんに感謝します。

      1日(金)

      パリーグに遅れること一週間、セリーグ開幕。

      巨人を相手に投げ切る開幕投手、広島黒田投手。
      最後まで気迫のこもった146キロストレートをびしばし投げ込む。本当に素晴らしい投球だった。
      こういう投手は大好きだ。これが真のエースの姿だ!

      すっかり燃えてしまった。
      何だか元気も出てしまった。

      野球には、どうしてこう熱くなってしまうのでしょう。
      時に手は叩くわ、たまに思わず立ち上がって拳は握るわ、ちょっと雄叫びは上げるわ。
      自然に表情豊かになって、発する言葉が多くなるのは、そこそこよきことなのだろうか。

      ほぼ無関心状態になるオフが嘘のようだ。


      卯月に入り、桜を愛でにゆく日付けも段々近付いてきた。
      それにしても、春は睫毛が抜けやすい季節なのか。